香芝市議会 > 2015-09-25 >
09月25日-03号

  • "一般職"(/)
ツイート シェア
  1. 香芝市議会 2015-09-25
    09月25日-03号


    取得元: 香芝市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-27
    平成27年第6回 9月定例会          平成27年第6回香芝市議会定例会会議録1 招集年月日 平成27年9月25日2 招集場所  本市役所5階議場3 出席議員  (15名)    1番 福 岡 憲 宏 君          2番 上田井 良 二 君    3番 中 井 政 友 君          4番 下 村 佳 史 君    5番 池 田 英 子 君          6番 欠       員    7番 中 山 武 彦 君          8番 奥 山 隆 俊 君    9番 森 井 常 夫 君          10番 中 村 良 路 君    11番 関   義 秀 君          12番 小 西 高 吉 君    13番 細 井 宏 純 君          14番 中 川 廣 美 君    15番 河 杉 博 之 君          16番 北 川 重 信 君4 欠席議員  な  し5 地方自治法第121条の規定により議長より出席を求められた者は、次のとおりである。   市長     吉 田 弘 明       副市長    鎌 田 裕 康   教育長    廣 瀬 裕 司       企画部長   森 村 光 延   総務部長   当 麻 俊 弥       市民環境部長(危機管理監)                               村 中 義 男   福祉健康部長 松 原 秀 典       都市創造部長 堀 本 武 史   上下水道部長 石 阪 博 隆       教育部長   吉 村 宗 章   総務部次長  吉 村 文 一       市民環境部次長北 辻 早 苗   地域振興局長 黒 越 頼 雄       福祉健康部次長坂 本 珠 延   健康局長   松 崎 三十鈴       都市創造部次長奥 田 芳 久   教育部次長  藤 井 彦 史       会計管理者  中 木   正6 会議の記録・書記は、次のとおりである。                        議会事務局長 森 田 庄 一                         〃 庶務課長 赤 土 昌 功7 会議の事件は、次のとおりである。   一般質問8 議長は、会議録署名議員に次の者を指名した。    14番 中 川 廣 美 君          15番 河 杉 博 之 君                                 開議 午前10時00分 ○議長(北川重信君) おはようございます。 副市長より発言を求められております。 鎌田副市長。 ◎副市長(鎌田裕康君) 開会前の貴重な時間をいただきましてありがとうございます。 平成27年度の香芝市採用試験の実施について、ご報告させていただきます。 去る9月20日、中央公民館におきまして香芝市職員採用試験を実施いたしましたところでございます。試験当日の受験者数は、6会場で184名の受験がございました。 試験問題及び解答用紙につきましては、試験日当日スムーズに配付できますよう事前に試験会場ごとに仕分けしておくのが通常でございまして、今回も同様に仕分けしておりましたが、一部の職種、中級あるいは保育士、幼稚園教諭、職務経験者等44名におきまして試験問題が入れかわってございました。本来予定をしておりました試験問題と違う試験問題を配付する結果となったわけでございます。 つきましては、本来と違う問題で実施いたしました44名の方々に10月18日に、これは第2次試験の予定日でございますけれど、その日に再度受験をしていただけますよう連絡調整しているところでございます。 以上、ご報告とさせていただきます。 ○議長(北川重信君) はい、吉田市長。 ◎市長(吉田弘明君) 重ねて議会前の貴重な時間をいただきました。本当にありがとうございます。 今、鎌田副市長から報告がございましたように、そしてきょうの新聞報道でありましたように、軽率軽微なミスでは済まされない内容でございます。非常に遺憾に思い、ざんきにたえない思いでございます。一番先に受験をいただいた方々に、深く深くおわびを申し上げたいと思います。そして、ご迷惑かけました、ご心配かけました議員の皆様、そして市民の皆様にも深くおわびを申し上げます。以後、このようなことがなきように一丸となって業務に取り組みますので、今後ともご指導よろしくお願いしたいと思います。本当にご迷惑をおかけいたしました。 ○議長(北川重信君) 本会議を再開いたします。 ここで暫時休憩します。              午前10時05分 休憩              午前10時05分 再開 ○副議長(小西高吉君) それでは、休憩を解いて再開いたします。 議員並びに理事者、傍聴にお越しの皆様方にお願い申し上げます。携帯電話の電源はお切りになるか、マナーモードにしていただきますようよろしくお願いいたします。 また、傍聴規則第8条により、写真、録音等が禁止されておりますので、重ねてお願いいたします。 ただいま出席議員が定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。              ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程1 会議録署名議員指名 ○副議長(小西高吉君) 署名議員は、前日に引き続きましてお願いいたします。              ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程2 一般質問 ○副議長(小西高吉君) それでは、前日に引き続きまして一般質問を行います。 次に、3番中井政友君の一般質問をお受けいたします。 はい、中井政友君。 ◆3番(中井政友君) おはようございます。 議長のお許しをいただきましたので、一般質問をさせていただきます。 今回は、昨日の市長選挙への表明あるいは国政においても先ほどの安保法制等、今、私たちは国も市もいろいろな意味で転換期が来ているように思います。そして、昨年度は、本市にいたしましては子ども・子育て支援事業計画、また生涯学習推進計画等策定されました。今年度もいろいろな計画が作成されるように思います。現在、取り組まれている計画、今回質問したいのは、それらの相互関係はどうなっているのかということです。市では総合計画のほか、昨年度から数多くの個別計画が作成されております。そして、今年度の計画の策定についての予定をまずお聞きして、第1番目の質問とかえさせていただきます。 以上です。 ○副議長(小西高吉君) それでは、1回目の質問に対しまして答弁をお受けいたします。 はい、森村企画部長、答弁。 ◎企画部長(森村光延君) それでは、ただいまご質問いただきました26年度中に策定されました各種計画ということで、ご報告申し上げたいと思います。 26年度中に本市で策定されましたものにつきましては、香芝市地域防災計画、これは26年度の修正分でございます。それから、香芝市水防計画、こちらも26年度の見直し分でございます。第4期の香芝市障害福祉計画、続きまして香芝市創業支援事業計画商工振興基本方針、香芝市新型インフルエンザ等対策行動計画、香芝市高齢者福祉計画及び第6期介護保険事業計画、香芝市子ども・子育て支援事業計画、第2次香芝市生涯学習推進基本計画、香芝市いじめの防止等のための基本的な方針、以上10本が26年度に策定されたものでございます。 続きまして、27年度に予定しておる分でございますけれども、香芝市総合計画の後期基本計画でございます。それから、まち・ひと・しごと創生総合戦略でございます。香芝市地域福祉計画データヘルス計画も計画されてるところでございます。そしてまた、昨今8月24日に衆議院を通りまして可決いたしました女性活躍推進法でございます。こちらのほうで香芝市として女性の雇用に関します推進計画、特定事業主行動計画、こちらのほうが義務づけられましたので、これが新たに直近として加わるものでございます。 以上でございます。 ○副議長(小西高吉君) それでは、2回目以降の質問をお受けいたします。 中井政友君。 ◆3番(中井政友君) ありがとうございます。 先ほど前段で申しましたように、現在、総合計画の後期計画を策定中というふうに聞いていますが、それとの関係についてお聞かせお願いします。 ○副議長(小西高吉君) 森村部長、答弁。 ◎企画部長(森村光延君) 申しわけございません。関係と申しますと、どういうことでございますでしょうか。失礼します。 ○副議長(小西高吉君) 中井政友君。 ◆3番(中井政友君) 総合計画の後期計画なり、総合計画の位置づけについてお願いします。
    ○副議長(小西高吉君) 森村部長、答弁。 ◎企画部長(森村光延君) 失礼いたしました。総合計画につきましては、地域における総合的かつ計画的な行政の運営を図るため、目指すべき香芝市の将来像を示し、まちづくりの基本目標とその実現のための施策を明らかにするものでございます。 以上、答弁とさせていただきます。 ○副議長(小西高吉君) 中井政友君。 ◆3番(中井政友君) 総合計画の位置づけは基本計画、そのもとに各個別の計画があるというふうに理解したらいいのかなというふうに思ってます。 また、国においては総合戦略というところを、今国において策定するように言われていると思います。私たちについても、議会のほうにRESASというソフトがあるので研修に来ませんかというような案内も来てると思いますが、その総合計画については現在どのようにお考えでしょうか。 ○副議長(小西高吉君) 森村部長、答弁。 ◎企画部長(森村光延君) 総合戦略ということでのご質問と理解しております。 総合戦略でございますが、俗に言います地方版総合戦略でございます。これにつきましては、さきの議会でもいろいろご答弁申し上げてますとおり、人口減少の克服、地方創生を目的としておるものでございます。 総合計画との関係ということでございましたので、総合計画は、先ほど申し上げたように香芝市の総合的な振興発展を目的としたものでございます。両者の目的や含まれる政策は必ずしも同じもでのはないわけでございまして、今回の総合戦略につきましては人口克服と地方創生を目的にしておると、そのようなところで総合計画を基本とした下位計画と位置づけられるものでございます。 以上でございます。 ○副議長(小西高吉君) 中井政友君。 ◆3番(中井政友君) 総合戦略も総合計画の下位計画ということでありますが、まちづくりという点では合流していくということだと思います。 今、第4次総合計画の後期計画を策定され、また市民にアンケートもとられてるということですが、どういうふうに今進められているか、お聞かせお願いします。 ○副議長(小西高吉君) 森村部長、答弁。 ◎企画部長(森村光延君) どのようにといいますか、スケジュールとしてお話し申し上げたいと思います。 まず、基本的な皆さん方のご意見というところでアンケート調査を実施したわけでございます。これにつきましては、9月の末に最終報告の完成を予定しておるところでございます。そのほかに、人口ビジョンで現在素案の作成をしておるところでございます。総合戦略や総合計画でございますが、この辺は同時に進めておるわけでございますが、現在、事業案の施策の検討を進めておるところでございます。 計画策定につきましては創生本部というのを立ち上げておりまして、第3回まで現在終わっておるところでございます。今後、回数を重ねて、さらに計画のほうを推し進めていきたいということでございます。 そしてもう一つ、都市経営市民会議を開催いたしまして、これはまた市民のご意見、学識経験者のご意見を聞くというところを目的としておるわけでございますが、第1回を10月に予定しております。結果といたしまして、3月議会には皆さん方にご報告申し上げたいと、このような策定までのスケジュールで動いておるわけでございます。 以上でございます。 ○副議長(小西高吉君) 中井政友君。 ◆3番(中井政友君) ありがとうございます。 第6期総合計画は、平成23年度から32年度まで10年間計画ということで、今年度が5年経過しており、後期計画をつくられるということだと思います。 進捗状況や市民に今お聞かせいただいて、市民アンケートもまたとっていただいて、修正なり加えられると思いますが、今、議会は決算議会でした。市の財政についても、先ほどありましたように、地方債が30億円以内を維持した、公債費比率も初めて20%を切れたというふうになっています。しかしながら、今後市のまちづくりという点でいろんな課題があると、昨日の新聞にも同様の掲載があったと思います。庁舎の耐震化や中学校給食センターも予想以上に大きなスペース、費用がかかるというふうになってきました。今後の計画について大丈夫なのか、また市民の要求や意識と合っているのかが問われているというような大事な時期だと思います。 それで、次の質問ですが、総合計画とまちづくりに関して都市計画マスタープランについての関係、国のガイドラインでは、マスタープランは20年後の将来像を展望し、今後、10年間の都市づくりを基本に方向を示すものとあります。交通や水と緑、公共施設、市街地、住宅地、都市の防災などを考えるとありました。新たに今年度また策定されると言われてますが、今どのように考えられておるのかお聞かせください。 ○副議長(小西高吉君) 奥田都市創造部次長、答弁。 ◎都市創造部次長(奥田芳久君) それでは、都市計画マスタープランについてご答弁申し上げます。 香芝市総合計画における基本施策、都市の快適性と利便性の向上、また都市の再構築を上位計画として香芝市都市計画マスタープランは策定されております。ただ、このマスタープランは、現在の計画は平成18年度に制定されたものでございます。来年度には、新しい都市計画マスタープランをお示しできるものと考えております。現在、総合計画に基づきました新たな都市計画マスタープランについては、今構想を練っているところでございます。 以上でございます。 ○副議長(小西高吉君) 中井政友君。 ◆3番(中井政友君) 次に、そのマスタープランのなかに道路整備も含まれているとあります。今後どのように見直し、整備されるのでしょうか。国土交通省のガイドラインでは、長期未着手路線の見直し、20年後の都市を想定してつくりなさいというふうにありました。それに基づいて、香芝市でも見直し案が私たちにも提示されていると思いますが、具体的には畑分川線、尼寺関屋線についてはどういうお考えなのか、お聞かせお願いします。 ○副議長(小西高吉君) 奥田次長、答弁。 ◎都市創造部次長(奥田芳久君) 都市計画道路の見直しについて、お答えさせていただきます。 現在、都市計画道路見直し作業を行っておるところでございます。見直しにつきましては、先日来ホームページによるパブリックコメントについてもご意見を頂戴いたしました。 今、議員ご指摘の2路線、尼寺関屋線穴虫田尻線につきましては、見直しの結果、存続ということになってございます。 以上でございます。 ○副議長(小西高吉君) 中井政友君。 ◆3番(中井政友君) 前の議会でも私質問しましたが、それらの見直しで、さらに国に申請する場合には一応スケジュールがあって、交付金額の総額なり住民の意識合意が必要だというふうにありますが、その辺についてのお考えはないでしょうか。 ○副議長(小西高吉君) 奥田次長、答弁。 ◎都市創造部次長(奥田芳久君) 具体的な整備手法につきましては、当然のことながら事業を認定していくといいますか、都市計画事業として国庫補助を受けて事業を進めていくことになってまいります。そのことにつきましては、再度、地元の方にも事業区間なり事業計画をお示しするというところで、またご意見を頂戴するということになってまいります。そのうえで事業を進めてまいりたいと考えております。 以上でございます。 ○副議長(小西高吉君) 中井政友君。 ◆3番(中井政友君) はい、わかりました。 次、そのマスタープランに基づいて、スポーツ公園についてお聞かせいただきたいと思います。 スポーツ公園もこのマスタープランの下位計画として、中の計画としてされていますが、総合計画やマスタープランとの整合性はどのようになっておるかお願いいたします。 ○副議長(小西高吉君) 奥田次長、答弁。 ◎都市創造部次長(奥田芳久君) 香芝市総合計画では、まちづくりの基本目標の一つとして自然と調和した美しい住環境を目指すまちを上げております。そのなかの施策であります自然環境の保護を実現するための主な事業として香芝市スポーツ公園整備事業を位置づけております。この香芝市スポーツ公園は、予定地としまして、金剛生駒紀泉国定公園の第2種特別地域に位置しますので、そういう自然を利用したスポーツ公園という整備の位置づけでございます。 以上でございます。 ○副議長(小西高吉君) 中井政友君。 ◆3番(中井政友君) 道路についてもパブコメをされて、スポーツ公園もパブコメをされてると思いますが、総合計画のなかではスポーツという意識、市民要求としては低い位置づけがこの総合計画書を見たらあったんです。どうしてそういう意識のなかでもこれを実施するという辺がちょっとなかなか理解しがたい部分があるんですが、それについてのお考えをお願いします。 ○副議長(小西高吉君) 奥田次長、答弁。 ◎都市創造部次長(奥田芳久君) 先ほども申し上げたとおり、自然と調和した住環境のなかで自然環境の保護という観点からスポーツ公園という整備に派生しております。当然のことながらスポーツ公園ですので、スポーツにいそしむということではありますけれども、それは自然のなかで自然に触れ合いながらという前提でございます。 また、別途、香芝市地域防災計画におきましても、スポーツ公園は災害時の避難所や都市防災機能を持った施設の整備を行うため広域避難地にも位置づけされてますことから、そのような利用も含めての整備でございます。内容的につきましては、多目的広場等いろいろな防災目的にも使えるような施設を計画しております。 以上でございます。 ○副議長(小西高吉君) 中井政友君。 ◆3番(中井政友君) 確かにそういう側面はあるんですが、すべてが市として実行できるというわけではないというふうに思います。公共施設更新計画だったか、監査意見書にもありましたように、スポーツ施設の現在の香芝の施設の稼働率についても低い面がありますし、今、防災についてもすべての市がそういうふうなことを、大きな仮設住宅をつくるようなところを持たないといけないのか、その辺ができるかどうかという問題があると思います。 公益的な観点は、この件についても必要ではないかというふうに思いますし、特に次の質問においては、スポーツ公園都市計画道路整備は今財政面の負担でどのように考えていかれる予定なのか、お考えをお聞かせください。 ○副議長(小西高吉君) 奥田次長、答弁。 ◎都市創造部次長(奥田芳久君) スポーツ公園都市計画道路、またその他の公共施設の整備につきましても、進めるにつきましては将来へのまちづくりの投資という視点に立ちまして、財政に過度の負担を与えることのないよう段階的整備を視野に入れまして、事業を進めていくという必要があると考えております。 以上でございます。 ○副議長(小西高吉君) 中井政友君。 ◆3番(中井政友君) 段階的整備で臨んでいかれると思うんですが、交付申請の折にはそれなりの期間や交付金額を試算して申請されるわけで、将来的なコストがいつに訪れるのか、そういう辺が考えられると思います。 地方債にしてもいつかは、3年後からは償還しなければいけない。あるいはランニングコストがどれだけになるかという点についても、他市の例を見ながら考えていかなければいけないし、ランニングコストについては市単独の維持補修費になるんですかね。その辺が香芝としてやっていけるのかどうかというふうな辺が危惧されるところですが、その辺について、もしまだご答弁あったらお願いします。 ○副議長(小西高吉君) 奥田次長、答弁。 ◎都市創造部次長(奥田芳久君) 議員ご心配されておりますように、やはり大きなプロジェクトとなりますと、イニシャルコストあるいはランニングコストが非常に心配となってくることは事実でございます。その辺につきましても、当然のことながら計画あるいは国庫補助の交付申請につきましても、財政部局との調整を図りながら、当然、財政計画に基づいたなかでの申請あるいは計画をつくっていくというのが、現在のところ大原則であるというふうに考えております。 また、ランニングコストにつきましても、当然、計画段階からランニングコストに係る費用を、もちろん今からですけれども、積算しまして、それも含めて今後の維持管理費用が負担にならないよう、あるいはまた財政上許せる範囲でという前提に立っての整備を当然考えていくということになってまいります。 以上でございます。 ○副議長(小西高吉君) 中井政友君。 ◆3番(中井政友君) ありがとうございます。 では、次に進めたいと思います。 次に、公共施設の更新計画についてお聞きしたいと思います。 本議会でも審議会の設置が諮られました。地方創生と並行して、今取り組まれていると思います。これについても、どんなまちづくりをするのかが問われると思います。その計画には、現在の更新費用年6.8億円が今度40年間、年19.3億円、2.8倍になるとありました。市民にアンケート調査や市議会での審議会設置を諮られていますが、どのように意見をまとめられていくのかお願いいたします。 ○副議長(小西高吉君) 吉村総務部次長、答弁。 ◎総務部次長(吉村文一君) 今、議員おっしゃっていただいたこの9月議会で一部の条例改正と、それから補正予算の提案をさせていただいております。この香芝市公共施設マネジメント推進委員会、外部委員でその公共施設のあり方について提言をいただいて、取りまとめて今後の公共施設のマネジメントの方針を立てていきたいと考えております。 現在、実態把握をしておりまして、その課題とか抽出をしていただいて、委員会には改善の方向性や数値目標を検討していただいて、施設の類型ごとの基本方針を定めていく予定でございます。また、28年度には公共施設等総合管理計画並びに公共施設などの個別の計画を策定して、29年度から計画を実施する予定でございます。 ○副議長(小西高吉君) 中井政友君。 ◆3番(中井政友君) 先ほど都市計画課のほうにもお聞きしましたが、財政面の問題がどうしても気になっていく、誰しもそうだと思います。焼却場にしても、毎日の必要なものをとめるわけにはいきません。市民や地元や環境への配慮も必要だと思います。これについての財政面のお考え、繰り返しになりますが、ありましたらお願いいたします。 ○副議長(小西高吉君) 吉村次長、答弁。 ◎総務部次長(吉村文一君) この計画は総合計画の財政運営の健全化方針の基本方針としまして、今後の公共施設の管理に関する必要経費を平準化するという目的がございます。そのためにこの計画を策定するわけでございますので、今、議員おっしゃった今までの投資的経費が約2.8倍になるという試算をしております。これを平準化するということで財政計画を照らし合わせながら、今後の財政計画に照らし合わせて整備を進めていく、そのためには施設の複合化や多機能化あるいは長寿命化、そういったことを総合的に勘案して計画を進める予定でございます。 ○副議長(小西高吉君) 中井政友君。 ◆3番(中井政友君) ぜひ市民に必要なもの、義務的経費などは優先して考えていただき、財政計画をしっかりしたものにしていただけたらなというふうに思います。 振り返って、総合計画のなかでは市民が最優先に考える施策のなかに健康や防災、子育て、生活環境、福祉などが上位にあり、夜間や休日、事故などの救急医療体制の充実等もありました。それらの市民のニーズに応えた施策をぜひお願いいたします。 では、次に行きたいと思います。 次に、2番目の介護保険についていきたいと思います。 4月から介護保険の見直しが行われ、第6期介護計画も出されていきましたが、4月以降の状態をまずお聞かせいただけたらというふうに思います。 ○副議長(小西高吉君) 中井議員、再度もう一度、ちょっと聞こえにくかったんで。 中井政友君。 ◆3番(中井政友君) 介護保険の改定が行われましたが、4月以降の状況についてお聞かせいただけたらと思います。 ○副議長(小西高吉君) 松崎健康局長、答弁。 ◎健康局長(松崎三十鈴君) 介護保険法が改正されまして、介護報酬の見直しがこの4月から行われております。それに伴いまして、介護サービスがどのように変化してきたのかというのを見ましたところ、人口の高齢化は進んでおりますので、必然的に介護保険をご利用になる方も増えてきているところはございます。 介護サービスの受給者数を在宅サービス、地域密着型サービス、施設系のサービスでそれぞれ26年度末、27年3月末での受給者数と直近の27年、ことしの8月での受給者数の数を調べましたところ、居宅系では3月の時点では1,496名の方が利用されておりましたが、8月の時点では1,505名に増えております。また、地域密着型サービスにつきましても、3月末の時点では130名のご利用がありましたが、8月の時点では135名、施設系では3月末で344名のところが、8月の時点で350名というところで受給者数は伸びてきているところです。 ○副議長(小西高吉君) 中井政友君。 ◆3番(中井政友君) この質問の理由は、私たちも市内の事業所いくつか行きまして、介護改定がされたらどうなりますかと心配されていまして、要支援の方が10%から20%おられ、どのようなサービスがどのような形でなされるのか、利用者も事業者も不安だと、サービスの低下や生活の質が落ちていくのではというふうにありまして、経営的にも苦しくなると、まずとにかく利用者のことが心配であるという声がありました。また、基本単価が下がり、加算が増えるというふうにあるけれども、基本単価が下がると、事業所としては人材の確保が難しくなる。結果的にはプロ集団をつくることが困難になり、人材を確保するとなると、確保する必要最小限を理解してもらいたいというような声がありました。この様子については何か捉えておられるところはありますでしょうか。 ○副議長(小西高吉君) 松崎局長、答弁。 ◎健康局長(松崎三十鈴君) 国のほうでは在宅生活への支援、介護職員の安定的な確保、効果的かつ効率的なサービスの提供などを勘案しまして介護報酬改定が行われました。そのなかには、今言いました介護職員の安定的な確保ということで、ヘルパーの処遇改善としまして加算がされております。 しかるに、介護報酬の減算をされてる部分もありますが、ほとんどが在宅復帰支援あるいは訪問介護での常勤のサービス提供者の配置、あるいは特定事業者への加算あるいは認知症高齢者の日常生活自立と、3以上の方を積極的に受け入れる事業者には認知症加算、あるいはターミナルケアを行う施設にはみとり加算というような介護報酬の加算分はたくさん見込まれております。それに伴いまして、特に今のところ事業所のほうから市のほうには議員おっしゃるような人員の確保が大変だとか、あるいは非常に減収になるとかというような話は、こちらのほうには届いておりません。 以上です。 ○副議長(小西高吉君) 中井政友君。 ◆3番(中井政友君) 介護現場では人材確保がなかなか難しいというふうなことはあちこちで聞きますし、報道では、介護報酬は2.27%切り下げが行われました。しかし、新規加算を取得してるところは2割で、多くの事業者にとってはハードルが高く、事業所の5割が減収になっているというふうな報道がありましたので、また調べていただいたらと思いますし、特に利用者の方の要支援1、2の方々のサービスが引き続きできているのかという点について、先ほど利用者数は伸びているところもあるというふうにありましたが、要支援1、2の方々の動きについて特につかんでおられましたらお願いいたします。 ○副議長(小西高吉君) 松崎局長、答弁。 ◎健康局長(松崎三十鈴君) 要支援1、2の方につきましての変化ということですけども、今のところ大きな変化はございません。 ○副議長(小西高吉君) 中井政友君。 ◆3番(中井政友君) はい、わかりました。 また、8月から利用者負担が所得によって2割に引き上げられました。また、財産調査によって補足給付という名前の病院の食事や部屋代の補助が削減されましたが、それについての香芝市としてつかんでおられることとか、対策として講じられてることがありましたらお願いいたします。 ○副議長(小西高吉君) 松崎局長、答弁。 ◎健康局長(松崎三十鈴君) 確かに、8月から65歳以上の被保険者の方の1割負担が2割負担に、所得に応じて変化いたしました。それに対しましてと、あと補足給付見直しに関しましても始まっております。窓口のほうでは、補足給付に関しまして預貯金のコピーを添付するというところで、若干の混雑あるいはお困りの声というのは聞いております。 以上でございます。 ○副議長(小西高吉君) 中井政友君。 ◆3番(中井政友君) 相談がありましたら、できるだけ対応できますように、市としての対策を講じていただけるようにお願いいたします。 次に、第6期介護計画についてお聞かせいただいたらと思います。 第6期計画についての課題、計画自体はつくられておられるんですが、香芝市としてこういうところを進めたいと、そういうふうにありましたらお願いいたします。 ○副議長(小西高吉君) 松崎局長、答弁。 ◎健康局長(松崎三十鈴君) 第6期介護保険事業計画の大きな目的は、地域包括ケアシステムを確立して、できる限り高齢者が住みなれた家庭や地域で暮らしていただけるよう支援するということになっております。その目的を達成するために地域密着型の介護施設、あるいは夜間巡回できるような事業所などをこれから募集いたしまして、細やかなサービス提供ができるように努めております。 また、地域包括ケアシステムをさらに確立していくためには医療と介護の連携ということで、医療との連携が今のところ課題となっております。 以上です。 ○副議長(小西高吉君) 中井政友君。 ◆3番(中井政友君) 医療と介護の連携等や細やかなサービスができるようにという答弁でありましたが、これも市内の事業所から不安の声がありましたので、少し紹介させていただきます。 利用されるサービスが継続できなくなるかもしれない、これは確かなこと。要支援のなかには要介護状態に近い方、また認知症を患っておられる方も多く、これらの方々が現在通所介護で受けられてるサービスが途切れないか心配であると、従来要支援から要介護状態になれる場合、一連のサービスのなかで線で観察することができたが、利用状況を見るなかで区分変更の促進や情報提供ができてきた、それらが地域支援事業と今後どのように連携が図れるのか、見ることができなくなるのかもしれないという心配の声があります。この点についてまたお考えいただいたらというふうに思います。 厚生労働省のガイドラインでは5つのサービス、介護予防訪問、緩和した基準による生活支援、ボランティアなどによる生活支援、保健師やリハビリテーション専門士が行う短期集中予防、5番目に移送前後の生活支援等がありますが、これらについて、市として今もしお考えあったらお願いいたします。 ○副議長(小西高吉君) 松崎局長、答弁。 ◎健康局長(松崎三十鈴君) ただいまのは、地域支援事業におきます新総合事業の問題だと思われます。市のほうでは介護予防サービスの見直しということで、介護予防訪問あるいは介護予防通所介護につきまして、日常生活支援総合事業というふうに切りかわっていく予定をしております。今のところ特段大きな動きはございませんが、通所介護におきまして、本年度の28年2月以降につきまして、通所介護のみなし指定というところで計画しているところです。 以上です。 ○副議長(小西高吉君) 中井政友君。 ◆3番(中井政友君) では、論点を少し変えてお聞きしたいと思います。 予防の方の問題ですが、総合事業への移行にあたっては、介護予防訪問介護や介護予防通所介護等を住民ボランティアなどによる多様なサービスというふうにありますが、現行のサービスを維持したうえで新たなサービス資源をつくるというふうな基本方向は持てないのでしょうか。また、すべての要支援認定者へも移行後も予防介護訪問や予防通所と同じようなサービスが継続して利用できるのかどうか、その辺もし具体化されておればお願いいたします。 ○副議長(小西高吉君) 松崎局長、答弁。 ◎健康局長(松崎三十鈴君) この10月から日常生活支援ということで生活支援コーディネーターを置き、多様なサービスの発掘調査のほうに取りかかろうと思っております。それによりまして、例えばボランティアの方の活用というものもあらわれてくるかもしれませんし、現在行われております介護事業所のほうでも新たな工夫、取り組みをされることによって日常生活支援というものが行われていくというふうに、順調に進んでいくんではないかと考えております。 以上です。 ○副議長(小西高吉君) 中井政友君。 ◆3番(中井政友君) 今の質問の趣旨は、現在、受けられてる方が同じようなサービスを、生活を維持するために継続できるのかどうかという点だというふうに思いますので、ぜひその辺もう少しお考えいただけますようにお願いいたします。 次に、認定申請の問題です。介護保険の利用相談があった場合、決算委員会でもあったというふうに思います。要介護認定申請の案内をこれまでと同様に行い、チェックリストだけの申請は行わないでくださいっていうふうに思いますが、その辺についてはどうでしょう。 ○副議長(小西高吉君) 松崎局長、答弁。 ◎健康局長(松崎三十鈴君) 適切な介護認定を行うために、窓口での介護認定の申請につきましてスムーズに行うような予定はしております。 議員おっしゃるように、基本チェックリストの活用も当然そのなかには考えております。ただし、介護認定の申請に来られる方につきましては、医療機関からとりあえず認定をもらっておいたらどうかというようなことを聞かれて来られるという方もおりまして、本当に自分が介護保険のサービスをどのように使いたいのか、どのように在宅で過ごしたいのかっていうような具体的なお考えがすぐには見つからないというようなところで来られる方がございます。その方に限りましてチェックリストを行いまして、現在の体の状況あるいは認知症の程度というものを判定しまして、介護保険サービスを使うための認定審査もあれば、介護予防事業のほうにつなげて、少しでも介護保険料を使わなくても、利用料を使わなくても済むようにというようなすみ分けはやっていきたいと考えております。 以上です。 ○副議長(小西高吉君) 中井政友君。 ◆3番(中井政友君) 認定審査の場合は、本人の希望があるなし、そういうのも大事ですし、本人の状態を客観的に判断するっていうことが大事だと思います。チェックリストにしても利用できる可能性がありますという、あくまでこれだけでは可能性という段階ですので、また本人の意向や客観的な状況を見きわめて、判断できるようにお願いしたいと思います。総合事業へのサービスを利用される場合でも、地域包括のほうにつなぐというふうなこともしていただけたらというふうに思います。 次に、事業所の問題です。前段で言いましたが、サービス事業に対する事業費の不安が事業所では多くあります。健康の予防給付の単価を保障し、サービスに見合ったことをすることができるかどうか、その辺についてはどうでしょうか。 ○副議長(小西高吉君) 松崎局長、答弁。 ◎健康局長(松崎三十鈴君) 予防給付につきましては、本格的に始めようと思っておりますのは、来年度4月以降は考えております。現行の報酬と相当するような金額で設定してまいりたいと思いますので、ご理解いただきたいと思います。 ○副議長(小西高吉君) 中井政友君。 ◆3番(中井政友君) その給付自体がもう事業所の質を確保できるかどうかという点にもかかわってきますので、ぜひご検討いただけたらというふうに思います。 まとめですが、総合事業への移行については、法改正では条例によって29年度まで実施すると、できるとされていますので、拙速に実施せず、十分な準備や検討をしていただけたらというふうに思います。 次に行かせていただきたいと思います。 介護の保険料の問題です。 私たちいくつか例を持っているんですが、この第6期の介護保険総合事業のなかでも第1段階の方が3,000名ほどおられ、第2段階の方の次に多いというふうにありました。年収が80万円以下の方の問題です。国により保険料の軽減措置が図られていきますが、今、市の条例のなかでは急激な収入増等において市長が認めた場合に減額するというふうにありますが、多分申請されてる方はないというふうに思います。 持ち家で老姉妹がおられまして、1人は無年金で1人は80万円いかないぐらいの年金で2人で生活保護を受けないで暮らされておられました。保険料はその方からも天引きされましたが、介護利用は利用料がかかるといって利用されず、また生活保護も受けられず、自給自足に近いような生活をされていました。このような方々が香芝市でも約3,000名おられるというふうなことがあります。年間の保険料は2万8,920円ほどということになります。さらに、減額されるかもしれませんが、月あたり2,000円ほどの費用負担になります。年収が80万円以下ですから、月7万円から6万円の暮らしのなかで、介護保険料だけで2,000円がいくと、1日1,000円の暮らしの人から毎月2,000円の保険料をもらうような状態になると思いますが、ぜひこの辺の減免措置の検討ということについて、もしありましたらお答えお願いいたします。 ○副議長(小西高吉君) 松崎局長、答弁。 ◎健康局長(松崎三十鈴君) 介護保険料につきましては、さきの6月議会におきまして、低所得者への配慮から第1段階の保険料率を0.5から0.45へ引き下げさせていただきました。今後、国では第1段階から第3段階の方につきましても、29年4月からさらに料率改正が行われるとなっておりますので、本市におきましても、その法改正がなされましたら準じてまいりたいと考えております。 また、減免につきましてですが、災害あるいは倒産などで極端に収入が見込まれないというような方については減免制度はございますが、それ以外の市独自の減免制度というのは持っておりません。 以上です。 ○副議長(小西高吉君) 中井政友君。 ◆3番(中井政友君) 保険の制度自体の問題もあると思いますが、もしこういうふうな方が3,000名ほどおられるのであれば、もっと多くの方が困っておられる方がこの例以外の方でもおられると思いますので、市としての対策をまたさらに考えていただきますように要望します。 次、行きたいと思います。 次は、学童保育所の問題についていきたいと思います。 学童保育所の問題はたびたび議会でも取り上げてまして、現在も事業計画のなかで設備を改修していただいてるというふうに思いますが、ことしの入所状況についてお聞かせいただけたらと思います。今年度は子育て新システムが導入され、小学校の6年生までが入所できるようになったということがありますので、ぜひもう一度お願いいたします。 ○副議長(小西高吉君) 藤井教育部次長、答弁。 ◎教育部次長(藤井彦史君) それでは、4月以降の状況ということで説明させていただきます。 在籍児童数でございますけども、昨年度より172名増加いたしまして、現在、821名となっております。1年生から3年生で86名の増、それから新制度によって枠組みが広がりました4年生から6年生、同数ですけども86名の増となっている状況でございます。 以上でございます。 ○副議長(小西高吉君) 中井政友君。 ◆3番(中井政友君) この制度、今年4月から始まったので、まだまだ子供を預けて働きたい、あるいは家にいてるけども不安だから預けたい、そういうふうな保護者の方がおられると思いますので、ぜひ整備を進めていただけたらなというふうに思います。 今年度の整備状況について、お聞かせいただけたらというふうに思います。 ○副議長(小西高吉君) 藤井次長、答弁。 ◎教育部次長(藤井彦史君) 今年度27年度におきましては、二上、五位堂、それから真美ヶ丘西学童保育所の改築、増築の整備を進めておりまして、今年中の改正を予定しております。 以上でございます。 ○副議長(小西高吉君) 中井政友君。 ◆3番(中井政友君) 実際もう今年度も多くの学童の方が来られてるので、実質整備したら次の年送りになっていくんだというふうには思うんですが、ぜひ進めていただけたらというふうに思います。議会のほうでも資料をいただいているので、私もわかるんですが、提出を大幅に超過することが予想される学童保育所についてまず第1番に、次に定員数を超過すると予想される学童、関屋、三和、真美ヶ丘東についてすると、そういうふうに年次進行があるというふうにありますが、ぜひ急いでお願いしたいというふうに思います。 夏休みをもう過ぎましたが、夏休みの状況はどうでしょうか。昨年度は職員の方々から、私たち大変でしたというような苦言を訪問した際にはいただきましたんで、ことしはどうだったのかよろしくお願いします。 ○副議長(小西高吉君) 藤井次長、答弁。 ◎教育部次長(藤井彦史君) 夏休みについてですけども、在籍の児童の出席数が少し下がりまして、あきができましたので、夏休みだけの利用を希望された児童、それから待機した児童含めすべて受け入れをいたしました。 以上でございます。
    ○副議長(小西高吉君) 中井政友君。 ◆3番(中井政友君) では、希望者はすべて入所できたというふうに理解したらいいと思います。 条例のなかでも、子供が学習したり活動できるほかにも静養室が必要だというふうにもあります。ゆっくりできたり、やっぱり体調の悪い子供さんもいてるし、職員の方でも勤務、労働してる時間もあれば、休息する時間も必要だというふうにありますので、十分な施設をつくっていただいて、受け入れていただいたらなというふうに思います。 次にですが、利用されている保護者を対象にアンケートをとられたというふうに聞いていますが、そのアンケートの内容や目的についてお聞かせいただいたらというふうに思います。 ○副議長(小西高吉君) 藤井次長、答弁。 ◎教育部次長(藤井彦史君) アンケートの内容でございますけど、主なものは指導員の人数について、それから開所、閉所の時間について、それから延長による費用の増加についてということで、それらを含めたなかで今後の検討材料にしたいと思いまして、アンケートを実施いたしました。 以上でございます。 ○副議長(小西高吉君) 中井政友君。 ◆3番(中井政友君) 今後の検討、何か利用方法なり考えがもしあられるんであればお聞かせいただいたらと思いますし、利用されている保護者だけですので、利用しようと思ってたけどできなかったとか、そういう方にはとりようがないんですが、もし方向性を持たれておられるんだったらお願いいたします。 ○副議長(小西高吉君) 藤井次長、答弁。 ◎教育部次長(藤井彦史君) このアンケートをしまして、この請願にもありますなかの時間延長ということもありまして、それらに伴います保育料の料金の見直しとか、そういう形を今後検討していかなければならないということで考えております。 以上でございます。 ○副議長(小西高吉君) 中井政友君。 ◆3番(中井政友君) 特に保護者の方々から要望の強い保育時間の延長という点が、アンケートをいろいろ見ることができると思いますが、その辺の延長についての参考にという思いが強いというふうに捉えたらいいんですか。 ○副議長(小西高吉君) 藤井次長、答弁。 ◎教育部次長(藤井彦史君) 延長も含めて、それから指導員の増員、それの給与問題、いろんなもんがかかわってくると思います。 以上でございます。 ○副議長(小西高吉君) 中井政友君。 ◆3番(中井政友君) この問題、昨年度の市議会や過去にもまた市議会で請願書が上がって可決されてると思いますので、ぜひ検討いただけたらというふうに思いますが、この課題のなかで、今、検討事項でこの点が難しいとか、この点が課題だという分がもしありましたらお答えいただいたらと思います。 ○副議長(小西高吉君) 藤井次長、答弁。 ◎教育部次長(藤井彦史君) 一番の問題はやっぱり人材の確保ということになってくると思います。 以上でございます。 ○副議長(小西高吉君) 中井政友君。 ◆3番(中井政友君) 公共施設のところにもまだ募集というふうなのを張ってますのですが、なかなか確保が難しいっていうふうに、現在の状況でも難しい状況ということですか。 ○副議長(小西高吉君) 藤井次長、答弁。 ◎教育部次長(藤井彦史君) そのとおりでございます。 ○副議長(小西高吉君) 中井政友君。 ◆3番(中井政友君) そのなかで延長保育について検討していきたいというふうなことでありますが、そのためにもいろんな理解を進めることも必要ですし、財源も必要だというふうに思います。 保護者は安全・安心な学童保育、安心して働きたい、預けたいという思いがありますが、学童保育の会計の仕組みについてお聞かせいただけたらというふうに思います。 ○副議長(小西高吉君) 藤井次長、答弁。 ◎教育部次長(藤井彦史君) 保育料といたしまして月額3,500円を徴収しております。それから、延長保育料としまして18時から18時30分、利用される方について月額1,000円を徴収しております。その全体の運営費から保育料を差し引いた残り、3分の2が補助金、それから3分の1が市の負担となっているところでございます。 以上でございます。 ○副議長(小西高吉君) 中井政友君。 ◆3番(中井政友君) 3分の2が補助金というのは、国から出る、県ですか。 ○副議長(小西高吉君) 藤井次長、答弁。 ◎教育部次長(藤井彦史君) 県でございます。 ○副議長(小西高吉君) 中井政友君。 ◆3番(中井政友君) 他市でも同じような状況で、しかももう少し手厚くしてるところもあれば、そうでないところもあると思いますが、これ以上の取り組みをしようとなると、市として単独で出すなり保護者負担というふうなことになっていくのでしょうか。 ○副議長(小西高吉君) 藤井次長、答弁。 ◎教育部次長(藤井彦史君) 保護者負担になっていくと考えております。 以上でございます。 ○副議長(小西高吉君) 中井政友君。 ◆3番(中井政友君) 今、保護者負担、保護者だけでしょうか。いろんなご家庭があると思いますが、その辺市としても保護者のなかで、今後なんですけど、理解を進めるなかで相互のバランスを見てやっていただけたらというふうに思います。 これはひとり親家庭の県の調査なんですが、ひとり親家庭なのでちょっと違うかもしれませんが、5割の方が年収が200万円以下であるし、帰っても親がいない家庭が65%もおられるということで、8時まで仕事をして帰ってこられるという方が73%もおられると、子供との会話もないと、時間がとれないと思われてるのが50%にも上がると、帰宅後どうしてますかというと、自宅で1人でいるのが62%、学童に行ってるのが23%、公園や野外へ行ってるという子供も10%おられ、昨今の事件もそういった難しさのなかで起こったのかなというふうに思います。 学童保育の役割がますます求められるなかで、保護者負担ってさっき言われましたが、もっと考えていただいて、それぞれどういうやり方がいいのかというふうなことを、まだ検討中ということでありますので、検討していただけたらと思いますが、どうでしょうか。 ○副議長(小西高吉君) 藤井次長、答弁。 ◎教育部次長(藤井彦史君) 今後の検討材料にさせていただきます。 以上でございます。 ○副議長(小西高吉君) 中井政友君。 ◆3番(中井政友君) ちなみに、県内の他市の状況をもしわかりましたらお願いします。 ○副議長(小西高吉君) 藤井次長、答弁。 ◎教育部次長(藤井彦史君) 他市のどのような状況でございますか。 ○副議長(小西高吉君) 中井政友君。 ◆3番(中井政友君) 延長保育の取り組みについて。 ○副議長(小西高吉君) 藤井次長、答弁。 ◎教育部次長(藤井彦史君) 12市の市の直営で調べたとこを申し上げますと、奈良市についても土曜日休業は延長はないとかというとこでございます。天理市につきましては、休日は延長保育を行っておると、それから天理市は一応民営化のとこでございます。市の直営のとこでは、今手持ちの資料ではそういうとこでございます。 以上でございます。 ○副議長(小西高吉君) 中井政友君。 ◆3番(中井政友君) 県内、ここは資料を取り寄せて持ってるんですが、いろんな市がありまして、保育料についても香芝市よりも安いところや高いところ、あるいは兄弟での減免をつくっているところ、延長保育についてもいろんな取り組みがあると思いますので、参考にしていただいて、保護者負担が過分にならないように、また保育所では預かり保育を実施したような、ああいう工夫をしていただいて、ぜひ子育てがしやすいと言われる香芝市をつくっていただけたらというふうに思います。 過去2回も請願が上がっているという状況をよく把握いただいて、昨今の調査でも香芝は合計特殊出生率が県内1位であったと、女性が一生に産む子供が1人につき1.57人、2人もいかないんですが、県内でも1位ということでありますので、子育てを充実していただいて、また介護についても安心して老後を迎えられると、こういうことがまちづくりや香芝の将来像を見据えた取り組みになっていくと思いますので、ぜひよろしくお願いいたします。これで質問を終わりたいと思います。 ○副議長(小西高吉君) 以上で、3番中井政友君の一般質問を終わります。 ここで暫時休憩いたします。              午前11時01分 休憩              午前11時17分 再開 ○副議長(小西高吉君) それでは、休憩を解いて再開いたします。 次に、5番池田英子君の一般質問をお受けいたします。 池田英子君。 ◆5番(池田英子君) 議長のお許しを得ましたので、一般質問を始めさせていただきます。 19日、2015年のラグビーワールドカップが行われました。南アフリカ戦では逆転勝利で報道もあり、大金星を上げ、元気をもらいましたが、23日のスコットランド戦では45対10と、前半戦はよかったのですが、後半戦に大逆転される状況でありました。そのなかでもやはり元気をいただき、また今後のサモア戦、アメリカ戦に頑張っていただくようにこちらも応援していきたいと思います。 では、今回一般質問といたしまして、安心・安全なまちづくりについて、そして保育所の状況についてお伺いしていきたいと思います。 この間、児童を狙った悪質な犯罪が起こっています。2014年7月14日午後、岡山県倉敷市で小学5年生の女子児童が小学校を出た後、行方がわからなくなり、19日午後に女児が無事保護されました。容疑者は数カ月前から繰り返し女児へのつきまといを行っており、被害児童の母親が警察に相談したり、地域の住民から警戒されるなどしていたなかでの犯行と報道されました。容疑者は逮捕当時、女児を自分の妻と紹介し、自分好みの女性に育てて結婚するつもりだったと報道されています。 また、ことしの7月4日午後1時50分には、本市にあるリサイクルショップで家族で訪れていた小学校6年生の女子児童が行方不明になりました。女子児童はバッグに詰められ誘拐され、翌日5日の午後、連れ去った女児を大和高田市の路上で監禁していたとして容疑者逮捕に結びつき、安堵の気持ちをなでおろしたところであります。これは、この香芝市皆さんも安堵の気持ちになったと思われます。 そして、最悪の結末を迎えたのが、8月13日午後11時30分ごろに高槻市の運送会社の駐車場で遺体となって発見され、粘着テープで後ろ手にくくられ、顔にも粘着テープが何重にも巻かれていました。死因は窒息死であり、体に鋭い刃物で切られたような傷が30カ所以上発見されました。また、同級生の男の子も21日午後7時ごろに柏原市の竹林で顔全体に粘着テープが巻かれたうえに手も縛られ、一部白骨化死体で無残な姿で発見される、このような身近なところで事件が起こる状況がこの間続いています。 私自身も子供を育てるなかで、なぜこのように起こってしまうのか、またもしかして自分の子供が加害者になってしまう、そういう可能性と、またどう違った子育てをすればそういうことになるのか、またどういう環境で育てばそのようなことになるのか、本当に悩まされました。 また、寝屋川の事件では子供たちが数日間家に帰らない、そういう状況もあったと言われています。やはりなぜ小学校を卒業してまだ半年とたたない子供が家に帰らない状況が続いても、家族としてどういう対応をしてきたのか、その辺もまだまだ知りたい部分であり、またその家庭環境もやはり夜中まで働かないといけない、そういう社会状況も影響していると感じさせられました。 こういうなかで、子供たちが巻き込まれる事件事故についての対応についてお伺いしていきたいと思います。 まず、学校での対応についてお伺いしたいと思います。 ○副議長(小西高吉君) それでは、1回目の質問に対しまして答弁をお受けいたします。 はい、吉村教育部長、答弁。 ◎教育部長(吉村宗章君) 議員お尋ねの事件事故が起こったときの各学校の対応というところでございますので、ご答弁申し上げてまいります。 市内の幼稚園、小学校、中学校では、不審者が侵入した場合や行方不明者が出た場合など、いくつかの緊急時を想定いたしまして危機管理マニュアルを作成をしております。マニュアルでは子供の安全を第一に考えまして、警察署や消防署への通報、あるいはまた教育委員会への報告などをフローチャートとしてわかりやすく示してございます。 以上でございます。 ○副議長(小西高吉君) それでは、2回目以降の質問をお受けいたします。 池田英子君。 ◆5番(池田英子君) マニュアルを作成してるっていうことなんですが、それはどのようなすぐに確認できて活用できる状況なのか、またふだんから徹底されているのかお伺いしたいと思います。 ○副議長(小西高吉君) 吉村部長、答弁。 ◎教育部長(吉村宗章君) マニュアルを作成して、フローチャートによります各連絡先等には漏れ落ちなく確認をとってまいるわけでございますけども、何分想定されておる部分がいきなり事件が発生するという状況も踏まえますと、なかなかこのマニュアルどおりには実施できておらないのがこの間の事件であったかなというふうにも考えております。 今後につきましては、このマニュアル等もまた再度見直しも今図っておるところでございます。なおかつ、市長部局の生活安全とも連携を図りながら、いま一層精査を確かめてまいりたいというふうに考えてございます。 以上でございます。 ○副議長(小西高吉君) 池田英子君。 ◆5番(池田英子君) 7月4日の事件については本当に助かったということで安堵の気持ちなんですが、やはり安心・安全な町をつくるっていうことでは起こってはいけない事件だったと思います。 そういうなかで、子供たちのケアはどのようにされていたのかお伺いしたいと思います。これは7月4日にかかわらずなんですが、お伺いしたいと思います。 ○副議長(小西高吉君) 吉村部長、答弁。 ◎教育部長(吉村宗章君) まずもって教育委員会での対応というところで、ご答弁をさせていただきたいと存じます。 警察が関与するような事件事故が起こった場合につきましては、また生命に関する事象が発生した場合などには、当該学校だけでは対応できないところでございます。そこで、教育委員会といたしましては、指導主事あるいはまたスクールソーシャルワーカーなどを学校等に派遣いたしまして、さまざまな支援を行っていくということになってございます。 以上でございます。 ○副議長(小西高吉君) 池田英子君。 ◆5番(池田英子君) 今回の事件を受けまして、香芝市ではきのうの答弁のなかでも進んでスクールソーシャルワーカー、そしてスクールカウンセラーがいるっていうことが言われてたんですが、その人数で対応ができたのかどうかお伺いしたいと思います。 ○副議長(小西高吉君) 吉村部長、答弁。 ◎教育部長(吉村宗章君) 人数の関係でございます。昨日も答弁申し上げましたように、各中学校区におきますスクールカウンセラーの配置、これが4名ございます。それに加えまして、市で2名追加して配置をしておるような状況でございます。これで足りるのかというようなご質問でございますが、これには各方面からの支援もいただいてございます。当然、警察署のカウンセラーについても十二分に配置をしていただいてるような状況でございまして、あくまでも関係機関が総がかりでもって、これのケアの対応をしてまいっておるというところでございましたので、この点につきましては漏れ落ちなく実施できておるというふうに考えてございます。 以上でございます。 ○副議長(小西高吉君) 池田英子君。 ◆5番(池田英子君) きのうの答弁のなかで1人当たり100時間を充てるっていうことをお伺いしたんですが、今後もそういう対応が続いていくのかなと思うんですが、今この事件があったなかで600時間ですか、そういう時間を費やしてしまった後、その後どのように対応していくのかお伺いしたいと思います。 ○副議長(小西高吉君) 吉村部長、答弁。 ◎教育部長(吉村宗章君) 事実600時間全部費やすわけじゃございませんので、今回のケースはある一つの中学校にスクールカウンセラーを配置してございましたので、それのほうで対応させていただいたところでございます。 先ほども答弁申し上げましたように、警察のほうのカウンセリングも実施していただいてるところでございましたので、何分その600時間を全部使うということには至ってないという現状でございます。 しかしながら、今後いろんなケースが参ってまいりますので、今後、検討課題としては、スクールカウンセラーの充実的なところをもう少し検討してまいりたいなというふうに考えてございます。 ○副議長(小西高吉君) 池田英子君。 ◆5番(池田英子君) そのカウンセラー、県からの要請であったり、市単独の予算をつけてという、2名が市単独ということなんですが、今後、考えていくっていうことなんですが、常駐として置くんだったら市の予算になるのか、県だったら100時間内にいろんなところを回りながら来られるのか、ちょっとその辺お伺いしたいと思います。 ○副議長(小西高吉君) 吉村部長、答弁。 ◎教育部長(吉村宗章君) これは国の安全上の施策上のこともございますし、今大きくは県のほうからの配置で賄っていただいてるという現状でございますので、県のほうにはこのケースに限らず、相談されるケースが増えてございますので、その辺の実情も相談させていただきながら、県のほうへも要望をかけてまいりたいなというふうに考えてございます。 ○副議長(小西高吉君) 池田英子君。 ◆5番(池田英子君) ぜひ、今は落ちついてる子供たちも、今後、何かのきっかけでまた記憶が戻ってみたいな部分があったりする可能性もありますので、そういうケアをしっかりしていただきたいと思うんですが、その辺は要請をすれば来てもらえるのか。今後、市としても単独で置いていこうと思うのか。今2名のところを3名にしていくとか、そういう考えがあるのかお伺いしたいと思います。 ○副議長(小西高吉君) 吉村部長、答弁。 ◎教育部長(吉村宗章君) 少し繰り返しの答弁になるところがございますけども、今のところ県のほうからの4名の配置、それから緊急事態になりますと、県のほうへ要請させていただきます。それについては当該学校のほうへカウンセラーの派遣もしていただいてるというような形でございますので、今のところ万全の態勢を行っていただいてるというふうに考えてございます。 以上でございます。 ○副議長(小西高吉君) 池田英子君。 ◆5番(池田英子君) 今こういう事件があって、今回質問もさせてもらったんですけど、事件がない場合でも通常のなかで、いろんなふだんの日常のカウンセラーが要ったりすることがあると思うんですよね。そういうなかで、今の6名でいけてるのかどうか、今いけてるっていうことなんですが、その辺もう一度お願いしたいと思います。この事件がなかったとして。 ○副議長(小西高吉君) 吉村部長、答弁。 ◎教育部長(吉村宗章君) 昨日も、ケースが増えてまいってるという現状は報告をさせていただいてるとおりでございますので、この点県のほうにも報告を行いながら再度協議をさせていただきたいなというふうに考えてございます。 ○副議長(小西高吉君) 池田英子君。 ◆5番(池田英子君) はい、わかりました。県の対応を待ってしていくということでお願いしたいと思います。 それでは、教職員、保護者の心のケアというのはどのような対応があったのか、なかったのかお伺いしたいと思います。 ○副議長(小西高吉君) 吉村部長、答弁。 ◎教育部長(吉村宗章君) 教職員あるいはまた保護者への対応でございますけども、同じく学校に派遣されておりますスクールカウンセラーがその対応にあたることになってございます。特に教職員につきましては、緊張と不安、さまざまなストレスがかかるというふうに考えてございますので、そのケアにも努めておるところでございます。 また、保護者への対応については、学校に派遣されてるカウンセラーだけではなく、保健センターにございます心の健康相談室での臨床心理による相談も受けていただいてるというふうな考えでございます。 以上でございます。 ○副議長(小西高吉君) 池田英子君。 ◆5番(池田英子君) わかりました。保護者は保健センターのほうに行ってもらうような形だと、両方行ってもいいっていうことですかね。 ○副議長(小西高吉君) 吉村部長、答弁。 ◎教育部長(吉村宗章君) 保護者の場合については、一時的にはそういう形で学校のほうで子供とともにカウンセリングを受けるという状況でございますけども、一方保護者の全体的な考え方になってまいりますと、当然これは心の健康相談室をご利用いただきたいというふうには促してございます。 以上でございます。 ○副議長(小西高吉君) 池田英子君。 ◆5番(池田英子君) わかりました。済みませんが、保護者、そして教職員、また子供の延べ人数がわかりますでしょうか、この間での受けられた人数というのは。 ○副議長(小西高吉君) この間というのは事件に関して。 吉村部長、答弁。 ◎教育部長(吉村宗章君) 報告を聞いておる範囲でございますけども、主には警察のカウンセリング、それから学校、特に香芝東中学校のカウンセラーの相談等々には何日間と、あるいはまた何時間とかという報告はございませんので、これについてはあくまでも個人情報になりまして、報告はありませんねんけども、そういう形では対応をさせていただいたという現状でございます。時間数及び日数については、報告はございません。 以上でございます。 ○副議長(小西高吉君) 池田英子君。 ◆5番(池田英子君) 個人情報ということで、わかりました。 そのなかで、職員の人も大変な思いをされたと思うんです、東中学校や真美ヶ丘のほうでは。そういうなかでは、今の時点ではもう大丈夫なのかお伺いしたいと思います。先生自身大丈夫なのかお伺いしたいと思います。 ○副議長(小西高吉君) 吉村部長、答弁。 ◎教育部長(吉村宗章君) 学校の教師等につきましての報告は、現在のところはございません。 以上でございます。 ○副議長(小西高吉君) 池田英子君。 ◆5番(池田英子君) わかりました。 それでは、防犯状況についてお伺いしていきたいと思います。 7月4日、事件があった前と後でということで分けてお伺いしていきたいと思います。 前日の一般質問でも防犯対策のことは聞かれていたと思います。また、総務企画委員会のほうでもカメラ等の補正予算も出てきて、10台また車のほうにもカメラをつけるっていうことでお伺いしています。 そういうなかで、2月19日に香芝市生活安全推進協議会というのが開かれたようなんですが、その内容についてお伺いしたいと思います。 ○副議長(小西高吉君) 村中市民環境部長、答弁。 ◎市民環境部長[危機管理監](村中義男君) 本年の2月19日に、香芝市生活安全推進協議会を開催いたしました。幼児・児童・生徒や高齢者等の社会的弱者が事件事故に巻き込まれることのないように、平成27年度の事業計画といたしまして、地域の安全は住民みずからの手でといった市民の意識を高める啓発活動、また安全なまちづくりに向けての環境整備、自主的な防犯または安全活動に対する支援、これらを図ることなどの確認を行ったところでございます。 ○副議長(小西高吉君) 池田英子君。
    ◆5番(池田英子君) この2月19日の協議会は、せっかくされましたけどこういう事件が起きてしまったと、それで協議会を否定するわけでもなく、今後も当然続けていって、またそのなかで改善も必要な部分もあると思うんで、していってもらわないといけないと思うんですが、そういうなかでその協議会、どのようなメンバーなのかお伺いしたいと思います。 ○副議長(小西高吉君) 村中部長、答弁。 ◎市民環境部長[危機管理監](村中義男君) 協議会の委員といたしましては、本市の市長と香芝警察署が一応顧問という形でご参加いただいております。そして、校長会やPTAなどの教育関係を初めといたしまして、商工会、自治連合会、消防団などの各種団体の代表者、合計18名の体制で組織化しております。 以上です。 ○副議長(小西高吉君) 池田英子君。 ◆5番(池田英子君) 15名でされてるっていうことで、この協議会というのはどれくらいの頻度でされているのかお伺いしたいと思います。 ○副議長(小西高吉君) 村中部長、答弁。 ◎市民環境部長[危機管理監](村中義男君) そもそもこの協議会は、平成9年に香芝市安全で住みよいまちづくりに関する条例、これを制定いたしました。そのなかで安全なまちづくりを推進するためにこの協議会を設けたわけでございます。以降、開催されましたのが、最近では19年7月に開催がされました。それ以降、各それぞれの団体のほうでそれぞれの活動をしていただいていたわけですけども、本年改めていま一度代表者にご参集いただきまして、香芝市と香芝警察署、そして地域住民の連携を密にして犯罪を防止していくということを再確認させていただいたところでございます。 ○副議長(小西高吉君) 池田英子君。 ◆5番(池田英子君) そしたら、その協議会、再確認させてもらったということなんですけど、2月19日はどのような、この協議会の目的はどのようなもので、またその19日はどのように行われたのかお伺いしたいと思います。 ○副議長(小西高吉君) 村中部長、答弁。 ◎市民環境部長[危機管理監](村中義男君) まず、会の目的でございます。先ほども少し触れました本市の安全なまちづくりの啓発活動、そして環境整備、安全活動に対する支援などを実施することを目的とした協議会でございます。 2月19日に行われました部分につきましては、27年度の事業計画といたしまして、先ほども申し上げましたような形での内容をそれぞれに確認をいただいたというところでございます。 ○副議長(小西高吉君) 池田英子君。 ◆5番(池田英子君) その確認をして、それぞれがそれぞれの持ち場でいろんな防犯活動をされていたと考えてよろしいんでしょうか。 ○副議長(小西高吉君) 村中部長、答弁。 ◎市民環境部長[危機管理監](村中義男君) はい、そのとおりでございます。 ○副議長(小西高吉君) 池田英子君。 ◆5番(池田英子君) わかりました。 それでは、ほかに事件前に何かされてたことがありましたらお伺いしたいと思います。 ○副議長(小西高吉君) 村中部長、答弁。 ◎市民環境部長[危機管理監](村中義男君) 事件前の防犯活動につきましては、各地域による防犯ボランティアの皆さんによります登下校時の見守り活動。各自治会の子ども110番の家の普及活動。また青少年センター、市自治会による登下校時の青色パトロールカーによる巡視。青少年健全育成協議会、市、香芝警察署によるコンビニエンスストア、大型店舗等の夜間巡視を実施しておりました。 以上です。 ○副議長(小西高吉君) 池田英子君。 ◆5番(池田英子君) わかりました。そういうこともしながら今回の事件が起こってしまった、なかなか警戒もするなかで、防犯活動もするなかで起こってしまうというのはとても残念なんですけど、やはり今後対策していかないといけないと思うんですけど、先ほども答弁のなかで出ましたように、防犯カメラの設置というのはされまして、私たちも県会議員の今井議員、そして共産党議員団でこの事件後、店のほうに申し入れを行いまして、防犯カメラの設置の申し入れを行いに行きました。 その時点ではつけるっていう報告はしていただいていたんですけど、その後、10日後ぐらいに見に行ったんですが、まだつけてる様子もなかったんです。そういうなかで、店のほうには市として何か対応されたのか、ほかの店も含めてどのような対応をされているのかお伺いしたいと思います。 ○副議長(小西高吉君) 村中部長、答弁。 ◎市民環境部長[危機管理監](村中義男君) 市内の大型店舗27店舗につきましては、死角や危険と思われる箇所等の点検の依頼の文書を配付させていただきまして、各店舗を巡視いたしました。また、商工会に対しましても、文書により会員の皆さんに危険箇所の再確認をお願いするように依頼したところでございます。 以上です。 ○副議長(小西高吉君) 池田英子君。 ◆5番(池田英子君) 27店舗のほうに文書を送ったということなんですが、その後の状況というのはおつかみでしょうか、お伺いしたいと思います。 ○副議長(小西高吉君) 村中部長、答弁。 ◎市民環境部長[危機管理監](村中義男君) 特にあの事件がありました店舗につきましては、先ほど議員まだカメラが設置されていなかったということでございましたけれども、防犯カメラの設置のほうはしていただいております。それにつきましても確認はさせていただいております。 以上です。 ○副議長(小西高吉君) 池田英子君。 ◆5番(池田英子君) その申し入れさせてもらったときに、トイレも私も見させていただいたんですけど、確かにほかのスーパーとかにあるようなトイレとは雰囲気が違ってまして、壁にはいろんな張り紙がしてあったり、古くなった木の板で簡易な修理がしてあるような、その状況を知っていれば、ご家族の方は行かさないんだろうなという思いでありました。そういうなかで市として何か要望されたとか、トイレ、カメラ以外の要望をされたのかどうかお伺いしたいと思います。 ○副議長(小西高吉君) 村中部長、答弁。 ◎市民環境部長[危機管理監](村中義男君) 先ほどもご答弁させていただきました店舗で死角となるところ、また危険と思われる箇所、そういったところの点検依頼はさせていただいております。トイレにつきましては、民間の所有のものでもございますので、強制して改善を求めるというのもなかなか難しいところがあろうかと思います。また、折を見てこちらのほうもまた巡視のほうもさせていただきたいというふうに考えております。 ○副議長(小西高吉君) 池田英子君。 ◆5番(池田英子君) そうですね、民間ですので、トイレをきれいにしろと強制的にも言えませんし、やはり巡回を強めていってもらうということしかできないとは思うんですが、ぜひよろしくお願いします。 その巡回、進めるなかで今青色防犯パトロール、先ほども今までもされてたっていうことなんで、どのような活用をされているのかお伺いしたいと思います。 ○副議長(小西高吉君) 村中部長、答弁。 ◎市民環境部長[危機管理監](村中義男君) 現在の青色防犯パトロールカーでございますけれども、月水金の3日間、輪番により職員がパトロールに出向いているところでございます。 以上です。 ○副議長(小西高吉君) 池田英子君。 ◆5番(池田英子君) これは事件前も同じ、月水金っていうことでよろしいんでしょうか。 ○副議長(小西高吉君) 村中部長、答弁。 ◎市民環境部長[危機管理監](村中義男君) はい、そのとおりでございます。 ○副議長(小西高吉君) 池田英子君。 ◆5番(池田英子君) 私も市役所に来させてもらうときに、その青色防犯カーがとまってることが多いというふうに感じる部分であります。なかなか私の地域のほうでは町なかではそんなに見ない状況で、やはりこういう事件が起こったということで、あと月水金以外、火木も走らす、またとまってる時間を減らすっていう考えはないのかお伺いしたいと思います。 ○副議長(小西高吉君) 村中部長、答弁。 ◎市民環境部長[危機管理監](村中義男君) この青色防犯パトロールカーを運転する場合、青色のライトを回転させる場合につきましては、特別な講習を受講した職員というふうに限られております。その限られた職員が回転させながら巡回するものですから、どうしても職員の人数にも限りがございますので、巡回という部分につきましては、やはり月水金という3日間に限られてこようかと思います。 ただし、その青色のライトを回転させないで運転する場合につきましては、そういった特別な講習は必要ございませんので、今度ドライブレコーダーも設置をさせていただきます。抑止力効果のある青色防犯パトロールカーでございますので、今後は一般の公用車としても利用していくこともまた検討していきたいというふうに考えております。 以上です。 ○副議長(小西高吉君) 池田英子君。 ◆5番(池田英子君) 公用車として回転灯をつけなければ使えるっていうことで、使っていきたいということなんですが、それも当然していっていただきたいんですけど、講習を受けるっていうこともしていってもらって、回せる人を増やすっていう考えはないのかお伺いしたいと思います。 ○副議長(小西高吉君) 村中部長、答弁。 ◎市民環境部長[危機管理監](村中義男君) どうしても今扱っている所管課において、そこではすべての職員が講習を受けております。また、部のほうでも広げるような形で検討していきたいというふうに考えております。 ○副議長(小西高吉君) 池田英子君。 ◆5番(池田英子君) ぜひよろしくお願いいたします。 あと、東京都のほうでは警察庁と連携して地域の防犯力を強化して犯罪を防止するために、地域に密着して走る車に防犯ステッカーを貼って地域を回っているということが報道されていました。ステッカーは動く防犯の目として歌舞伎の目を印刷して、それを宅配便や、そして銀行員のバイクとかに貼ってもらって走っているということがありまして、香芝市としてもそういうことができないのかお伺いしたいと思います。 ○副議長(小西高吉君) 村中部長、答弁。 ◎市民環境部長[危機管理監](村中義男君) 本市におきましても、既に安心・安全のまちづくり情報ネットワークという組織がございます。市内の金融機関や郵便局、また運輸会社等が安心・安全のまちづくりを推進するために情報ネットワークを構築していただいております。そのなかで、使用される車両に子ども110番パトロール中といったシールも張っていただきまして、各種の業務を通じて警戒し、また情報の収集をしていただいているところでございます。 ○副議長(小西高吉君) 池田英子君。 ◆5番(池田英子君) わかりました。その情報ネットワーク組織、これはそういういろんな民間機関にもご協力いただいてやってるということなんですが、その貼ってるのをあまりみたことがない、ほとんど見たことがないんですが、今はそれどのような状況なのかお伺いしたいと思います。 ○副議長(小西高吉君) 村中部長、答弁。 ◎市民環境部長[危機管理監](村中義男君) このネットワークが組織化されましたのが、平成16年4月でございます。多分シールのほうも、大分薄れてきてるのかなというふうなことも考えられるわけでございます。改めまして、その辺もまた確認をさせていただきまして、皆さんにご協力のほうをまた依頼していきたいというふうに考えております。 ○副議長(小西高吉君) 池田英子君。 ◆5番(池田英子君) 小さな防犯かもしれないんですね。力の弱い防犯かもしれませんけど、やはり地域みんながそういう目を光らせてるという思いでそういうのを配布していただいて、やっていただきたいと、ぜひよろしくお願いいたします。 続きまして、通学路の状況について、安心・安全なまちづくりのなかでも、やはり通学途中にいろんな事故に巻き込まれるっていうこと、後を絶たない状況なんです、全国的に見て、絶たない状況なんですが、以前にも質問させていただいたんですが、またご近所の方からもやはり何度も相談を受けまして、狭い道のカーブのあるところで、車が朝特にスピードを出して通るっていうことで、その辺ではどのような対策がされているのかお伺いしたいと思います。 ○副議長(小西高吉君) 吉村部長、答弁。 ◎教育部長(吉村宗章君) 議員お尋ねの通学路における標識等の設置状況で、ご答弁を申し上げます。 通学路の交通安全看板でございますけども、教育委員会では平成21年度から昨年度までの6年間におきまして交通量の多い場所、あるいはまた道路が狭いために歩道の確保ができてない場所を中心といたしまして13カ所の設置をいたしております。また、電柱に設置しております巻き看板については、昨年度から危険箇所の対策として設置を始めました。1カ所に複数の設置をしている場所も含めまして26カ所、44本に設置をしている状況でございます。 以上でございます。 ○副議長(小西高吉君) 池田英子君。 ◆5番(池田英子君) わかりました。本来はガードレールとかないような状況で、看板があっても突っ込まれるというような、全国的には起こっている状況なので、それがどれくらいの抑止かっていえば難しいんですが、なれた道やからすいすい走ってしまう、運転手もおられると思いますんで、そういうなかでそれでもやっぱり必要だと思いますので、またよろしくお願いします。 あと、グリーンベルト等の状況はどのようになっているのかお伺いしたいと思います。以前は学校の近くからグリーンベルトを増やしていくという答弁をいただいたと思うんですが、その状況についてお伺いしたいと思います。 ○副議長(小西高吉君) 吉村部長、答弁。 ◎教育部長(吉村宗章君) グリーンベルトの対策の状況でございます。特に学校のほうからは危険箇所として報告があった箇所につきましては、毎年、警察あるいは市の道路管理者、生活安全課、それから教育委員会が集まった関係機関で対策についての合同会議を行ってございます。学校からの要望や危険箇所の状況などを考慮しながら、安全性を高めるための対策方法を検討しておるところでございまして、検討の結果、グリーンベルトの設置が望ましい箇所につきましては、道路管理者において順次対応をしていただいてるところでございます。 以上でございます。 ○副議長(小西高吉君) 池田英子君。 ◆5番(池田英子君) 順次対応していってるということなんですが、その危険箇所、どれくらいあって、今どれくらいの割合が終わっているのか、わかりましたらお伺いしたいと思います。 ○副議長(小西高吉君) 堀本都市創造部長、答弁。 ◎都市創造部長(堀本武史君) 危険箇所につきましては、通学路の安全プログラム等で点検をさせていただいて、計画を進めているところでございます。現在、既設で設置しておりますところ、約8カ所ございまして、延長的には約3キロの設置済みでございまして、今回、平成27年度予定しております箇所としましては約6カ所、延長としましては1.4キロを計画してるところでございます。 以上でございます。 ○副議長(小西高吉君) 池田英子君。 ◆5番(池田英子君) 3キロ、1.4キロということで、これ点検したなかではどれくらいの割合になるのかお伺いしたいと思います。 ○副議長(小西高吉君) 堀本部長、答弁。 ◎都市創造部長(堀本武史君) 割合としては延長であったり、箇所であったりするところがございまして、なかなかパーセントで把握できない状況でございます。ただ、27年度で点検で上がったところにつきましては数カ所ございますけれども、そのなかで現在2カ所程度、27年度予算で設置する予定でございまして、そのほかに追加で6カ所程度まだ残っておりますので、それは28年度予算あたりで検討してまいります。 以上でございます。 ○副議長(小西高吉君) 池田英子君。 ◆5番(池田英子君) わかりました。それは今後も28年度で終わるっていうことではなくて、もう少し続いていくということでよろしいでしょうか。 ○副議長(小西高吉君) 堀本部長、答弁。 ◎都市創造部長(堀本武史君) 安全点検のなかでさらなるまた要望も上がってまいるかと思いますので、それは継続的に事業としては進めてまいります。 以上でございます。 ○副議長(小西高吉君) 池田英子君。 ◆5番(池田英子君) 視覚的な効果もあると思いますので、ぜひよろしくお願いしたいと思います。 それでは、大きな2といたしまして、保育所の状況についてお伺いしていきたいと思います。 まず、待機児童についてであります。きのうの河杉議員のなかでも出てきてるんですが、改めて数字をお伺いしたいと思います。 ○副議長(小西高吉君) 坂本福祉健康部次長、答弁。 ◎福祉健康部次長(坂本珠延君) 4月1日現在でよろしいですか。 済みません、直近はきのうご説明させていただいた9月1日現在で、待機児童30名でございます。 ○副議長(小西高吉君) 池田英子君。 ◆5番(池田英子君) 30名、そのなかで、6月の議会のなかでは88名の待機児童がいてるっていうこと、申請されたなかでいてるっていうことが言われてたと思うんですが、今は30名という、その差はどうなのかお伺いしたいと思います。 ○副議長(小西高吉君) 坂本次長、答弁。 ◎福祉健康部次長(坂本珠延君) 厚労省が認めてございます待機児童の統計というものがございます。そちらの統計に合わせました分で30名という形でございます。 それと、議員申されました申請者数、こちらにつきましては6月に申しました数字から横ばいでございますので、現在も80から90件ございます。 ○副議長(小西高吉君) 池田英子君。 ◆5番(池田英子君) きのうも待機児童の解消としてどのような取り組みがされるか、提案としても小規模保育をしていくべきだということも上がってたんですが、幼稚園とのこども園化とかそういうのも考えておられるかと思うんですが、例えばみつわ保育所が、今、建てかえ工事されてるなかで、増員になるのかどうかお伺いしたいと思います。 ○副議長(小西高吉君) 坂本次長、答弁。 ◎福祉健康部次長(坂本珠延君) 27年度で設計をさせていただきまして、28年、29年の2カ年にかかります工事を開始する予定でございます。こちらの試算におきまして大体定員40名程度の増を見込んでおります。 ○副議長(小西高吉君) 池田英子君。 ◆5番(池田英子君) 40名の増ということで、そのなかには、きのうも出てましたように、0歳、1歳、2歳っていうのがどのような状況になるのかお伺いしたいと思います。 ○副議長(小西高吉君) 坂本次長、答弁。 ◎福祉健康部次長(坂本珠延君) 保育所におきましては、クラスのなか、例えば3歳児でしたら20という国の基準がございますが、面積等々の配分によりまして、その入所人数を変更できるというたらおかしいですけども、施設のなかで変えることが可能でございます。ですから、昨日も申しましたように3、4、5歳のほうの定員が、定員っていいますか、入所のほうが若干減りまして、施設のほうのあきがありまして、また保育士の確保ができました時点で、2歳以下の低学年についても多くとることが可能だと考えております。 ○副議長(小西高吉君) 池田英子君。 ◆5番(池田英子君) 今は設計、そして建設の予定ですよね。そういうなかでもうある程度部屋の確保も当然していかないといけない、そういうなかで0歳、1歳、2歳を増やすっていうなかの面積も増やして設計をされているのかどうかお伺いしたいと思います。 ○副議長(小西高吉君) 坂本次長、答弁。 ◎福祉健康部次長(坂本珠延君) まだ設計自身が完了しておりませんのであれですけど、2階建てに今度改築させていただくわけでございますが、当然、部屋数のほうも増やしてございます。 ○副議長(小西高吉君) 池田英子君。 ◆5番(池田英子君) 部屋数が増えるということは、0歳児が2部屋、1歳児が2部屋、2歳児が2部屋と複数の部屋があると考えてよろしいでしょうか。それとも、広いフロアのなかで0歳児、1歳児、2歳児と考えていいのかお伺いしたいと思います。 ○副議長(小西高吉君) 坂本次長、答弁。 ◎福祉健康部次長(坂本珠延君) 先ほど申しましたように、まず総面積の部分での入所のことも考えまして、部屋に関しては増やしているという状況でございます。 なお、低学年につきましては、1階に部屋を配属してというふうな形になりますので、おのずとマックスの数といいますか、そういうのが決定されると考えております。 ○副議長(小西高吉君) 池田英子君。
    ◆5番(池田英子君) わかりました。40名、その40名のなかには3、4、5歳も増員となる形でいいんでしょうかお伺いしたいと思います。 ○副議長(小西高吉君) 坂本次長、答弁。 ◎福祉健康部次長(坂本珠延君) 当然、定員数を増やす、面積割でのあれを増やすということで含まれてございます。ただ、昨日も教育委員会のほうとも協議させていただいてる内容をお話ししたとおり、教育委員会のほうも3歳児以降等々をご検討されている部分でございますので、やはりその部分が減ると、うちのほうの入所数が減るということになりましたら、またその辺の余裕が出てこようかなと考えております。 ○副議長(小西高吉君) 池田英子君。 ◆5番(池田英子君) わかりました。それでも申請者に対しての数に対しては待機児童を、国の条件では30人っていうことで、単純に40人増えれば単純なんですけど、いけるっていう考えなんですが、やはり申請するなかで待機児童の数もつかんでおかないといけないと思うんで、その辺特に0歳、1歳、2歳に関しましての対応を、全体としてどのようにお考えかお伺いしたいと思います。 ○副議長(小西高吉君) 坂本次長、答弁。 ◎福祉健康部次長(坂本珠延君) この11月にまた保育所のほうの入所案内を広報紙等でご案内する予定でございます。通常4月の段階で待機児童がここ3年ゼロとは申しませんけれども、ほぼすべての方が入所していただけるように調整をしていってるところでございます。 なお、本年度から支援の関係で保育の必要な方の認定の申請等々が新たに入りまして、これ同時に入所案内というふうな形も行うんですけども、それによりましてまたより正確といいますか、入所される園のほうの申請のほうを出していただけるかなというふうに考えております。 ○副議長(小西高吉君) 池田英子君。 ◆5番(池田英子君) わかりました。あと、待機児童の最後なんですけど、所沢市のほうでは各施設長の判断で、育休中も在園児の保育利用が認められていたんですが、それが今年度から認められなくなったと、事情があるところは認めるんですが、そういうことがこの間報道されております。その点では香芝市としてはそういうことが起こらないかどうかお伺いしたいと思います。 ○副議長(小西高吉君) 坂本次長、答弁。 ◎福祉健康部次長(坂本珠延君) 起こらないかっていうちょっと仮定のお話には答えにくいところがございますねんけど、やはり保育に欠けるという事情というのは個々の事情でございます。ですから、その方とある程度お話もさせていただいて、精査したなかで決定していきたいと考えております。 ○副議長(小西高吉君) 池田英子君。 ◆5番(池田英子君) 今の答弁のなかでは、そういう可能性があると受けとめてよろしいんでしょうか。 ○副議長(小西高吉君) 坂本次長、答弁。 ◎福祉健康部次長(坂本珠延君) ともかくご事情を聞いてという形になろうかと思います。 ○副議長(小西高吉君) 池田英子君。 ◆5番(池田英子君) やはりこれ自身も、待機児童が存在すること自体が自治体としての違法であるというのが弁護士さんも言われてる部分であります。地方自治体としての保育所を造成していくとか、そういう措置を本来とるべきだと思うんですが、そういうなかでそういう育休に入ったところは退所させるっていうのはやはりおかしいと思うんですが、その辺市長、どのようにお考えかお伺いしたいと思います。 ○副議長(小西高吉君) とりあえず部長答える。 松原福祉健康部長、答弁。 ◎福祉健康部長(松原秀典君) 失礼します。先ほども次長のほうから申しましたように、そのなった時点での保育に欠けるかどうかという部分について、本人さんと話ししたなかで一応決定させていただくということでご理解いただけたらと思います。 ○副議長(小西高吉君) 池田英子君。 ◆5番(池田英子君) いや、市長、一般質問してるときに寝ないでほしいと思います。(後刻訂正あり)ちゃんと聞いといてほしいと思います。答弁よろしくお願いします。 ○副議長(小西高吉君) 池田議員、再度質問してくれはる。 池田英子君。 ◆5番(池田英子君) 所沢市では、育休に入ったところを退所しているっていうことが今回出てきています。そういうなかで、今、市の答弁を求めたらそういうこともあり得るということが言われたんですが、やはりそれはあってはならない、やっぱり市としては待機児童が出ないように、子ども・子育ての方針でもそうなってると思いますし、そういうなかでそういうことが起こるのはおかしいと思うんです。それで、市長の意見をお伺いしたいと思ってるんですが。 ○副議長(小西高吉君) 吉田市長、答弁。 ◎市長(吉田弘明君) まず、ちゃんと伺っておりますので、それは誤解でございます。 我々としてもあらゆることを想定して準備、また対応していると思いますけども、個々のものについて、事情を聞かないでばっさりだめだとか無理だとかっていうお話ししてるんじゃなくて、ある程度事情を聞いたなかで最大限のことをさせていただいてると思いますので、ケース・バイ・ケースによって最善の方法で対応させていただいてるというふうに私は聞いてございます。 それから、違法かどうかということですけども、それはもちろん市民のニーズに最大限応えるのが行政の仕事であるのは間違いないんですけども、これも瞬間風速というか、そういったときもあるわけですから、そのときに応じて、やはり同じ答弁になりますが、最大限の善処をする、これが我々のやるべきことだと思っています。 ○副議長(小西高吉君) 池田英子君。 ◆5番(池田英子君) 学童保育のほうでも、所管は違う話なんですが、昨年そしてことしも高学年の子が待機をさせられて、下の子を受け入れるっていう学童施設もあったと伺っていますので、やはりそういう働いてるお母さんたちがしっかり安心して働けるような施策というのは当然要ると思うんです。やはりそういうことを優先していただいて、市の運営をしていっていただかないと、子育ての町っていうのはできないと思うんで、その辺よろしくお願いしたいと思います。 続きまして、志都美保育所の新施設の状況についてお伺いしたいと思います。 ○副議長(小西高吉君) 坂本次長、答弁。 ◎福祉健康部次長(坂本珠延君) 志都美保育所に関しましては、昨年度工事をいたしました。その概要といたしましては、保育室の不足により遊戯室を保育室として使用していたこともあったので、遊戯室の確保をいたしました。また、矮小でありました0、1歳児の保育室の改修を行い、厨房室の整備が老朽化に伴って必要でございましたので、あわせてさせていただきました。 なお、同時に志都美学童保育所がございますので、それを2階にということであわせた整備を行った次第でございます。 ○副議長(小西高吉君) 池田英子君。 ◆5番(池田英子君) 具体的にどういうところを改修工事されて、どのような状況になっているのかお伺いしたいと思います。以前は5歳児のクラスがリズム室に変わったり、クラスに変わったりするようなことをお伺いしておりましたので、当然改善されたとは思うんですが、お伺いしたいと思います。 ○副議長(小西高吉君) 坂本次長、答弁。 ◎福祉健康部次長(坂本珠延君) 先ほどご答弁申しました0、1歳児についてまずお答えしたいと思います。 0、1歳児の保育室につきましては、改修前につきましては33平米という形でございましたが、改修後は53.14平米確保できております。したがいまして、0、1歳児の受け入れ対応ということでございますが、10人から16人へと増えております。 以上でございます。 ○副議長(小西高吉君) 池田英子君。 ◆5番(池田英子君) ここでも増員が可能になったということで、私自身も見学にも行かせていただいたんですけど、やはり所長先生とも話しさせてもらいましたら、大変喜んでおられてました。老朽化してる施設もほかにもあると思いますので、みつわ保育所が今後されていくということで、その辺でも予算もつけていただいて、していただきたいと思います。 それでは、志都美保育所の民営化についてお伺いしたいと思います。 関屋保育所が平成24年度公設民営、平成25年度に香芝市社会福祉協議会の業務委託として民設民営となりました。そして、平成26年度、志都美保育所が公設民営となり、本年も引き続いて公設民営となっている状況であります。 こういうなかで保護者の説明会とか、どのような状況になっているかお伺いしたいと思います。 ○副議長(小西高吉君) 坂本次長、答弁。 ◎福祉健康部次長(坂本珠延君) 志都美保育所につきましては、ここの議会のなかの一般質問でも、いろんな議員さんの方からご質問をいただいたところでございます。 本年度から社会福祉協議会に運営のほう移管させていただきまして、この4月に志都美保育所の保護者の方への説明会のなかで、来年4月1日をもって全面移行したいということでご説明を申し上げ、おおむね理解を得ていると考えております。 ○副議長(小西高吉君) 池田英子君。 ◆5番(池田英子君) 先ほど理解を得ているということなんですけど、そのなかで保護者の質問等が出たと思うんです。そのなかでは保育所、保育士さんの状況がどうなるのかという心配の声が上がっていたり、また民営化というのは聞いていないのに、説明もされてないのにされるということも出ていたと思うんですが、その辺ではどのように受けとめられてるか、お伺いしたいと思います。 ○副議長(小西高吉君) 坂本次長、答弁。 ◎福祉健康部次長(坂本珠延君) 志都美保育所に関しましては、その後いろんなご意見をいただいております。そのなかの一つとしまして、保育士さんの継続というふうなご意見もいただいております。ただ、保育士さんに関しましては、あくまでも教育を受けておられる保育士さんでありますし、移行後も十分な保育を確保できるものと考えております。ただ、保育士さんにしましても、新卒の方っていうのは、やはり私どももそうですけども経験の不足の部分というのをご心配されてるというふうな思いもございますので、その点につきましては社会福祉協議会のほうとも協議させていただいて、ちゃんとした継承をしたいとそういうふうに考えております。 ○副議長(小西高吉君) 池田英子君。 ◆5番(池田英子君) 来年の人事になるので、今答えれない部分もあると思うんですけど、保護者としては多く継続的にいてほしいという声だと思うんですが、その辺では継続してもらえるのか、どれくらいの割合でしてもらえるのか、お伺いしたいと思います。 ○副議長(小西高吉君) 坂本次長、答弁。 ◎福祉健康部次長(坂本珠延君) 議員さんのお尋ねでございますが、人事のかげんも含めまして、今この場でお答えすべきことではないと思います。ただ、市の使命としてはよりよい保育環境の提供ということを鑑みまして、社会福祉協議会のほうに運営のほうを移行していくという考え方を持って志都美のほうを行っておりますので、その考え方をまた再度保護者の方へのご説明といたしたいと思います。 ○副議長(小西高吉君) 池田英子君。 ◆5番(池田英子君) そのなかで、保護者の声を聞くっていうことで質問箱の設置が言われてたと思うんですが、その状況はどのようになっているのか。またどのような質問が入っているのか、お伺いしたいと思います。 ○副議長(小西高吉君) 坂本次長、答弁。 ◎福祉健康部次長(坂本珠延君) 今年度から、社会福祉協議会のほうに運営のほうを移行しておりますので、質問箱は社会福祉協議会が設置されました。質問の内容につきましては、まず社会福祉協議会のほうで、簡易なものについてはそのままの状況でご回答されております。 ただ、先ほど申しました保育士さんの継承等々につきましては、向こうだけの問題じゃなくって市のほうにもございますので、そういったご相談はございます。ただ、当然そこの部分につきまして、先ほどの人事にかかわる問題でもございますし、あと半年もございますので、どのような形にしていくかということもご協議していって、十分な形で移行していきたいと考えております。 ○副議長(小西高吉君) 池田英子君。 ◆5番(池田英子君) 先ほど、保育士の経験、すぐ学校を卒業してきた人を採用っていうのは、その辺は避けたいというような答弁だったと思うんですが、今、関屋にしても、志都美にしてもその辺はまったくゼロとはならないと思うんですが、どのような状況か、お伺いをしたいと思います。 ○副議長(小西高吉君) 坂本次長、答弁。 ◎福祉健康部次長(坂本珠延君) ちょっと、申しわけございません。今の質問内容が把握できませんで、もう一度申しわけございませんがお願いいたします。 ○副議長(小西高吉君) 池田英子君。 ◆5番(池田英子君) 職員の新卒採用はできるだけ避けたいという答弁が、先ほど坂本次長のほうから。 ○副議長(小西高吉君) 池田議員、マイク意識してしゃべっていただけますか。 ◆5番(池田英子君) 坂本次長のほうからあったと思うんですが。 前の質問。前の前の質問だったと思うんですが、職員の採用のなかでのところで。 ○副議長(小西高吉君) 坂本次長、答弁。 ◎福祉健康部次長(坂本珠延君) ちょっと誤解を与えたようなご答弁やったと思うんですけども、保育士に関しましては一定の知識を持った方がいらっしゃいますけれども、新人ばかりであれば運営のほうも成り立たないのではないかということのご協議をさせていただいていると。そのために志都美に関しましては移行というふうな経緯がありますので、その辺の経験等々を踏まえたなかでの人事関係に関して社会福祉協議会と協議をしていると、そういうご答弁を申したつもりでございました。 ○副議長(小西高吉君) 池田英子君。 ◆5番(池田英子君) わかりました。経験を生かしてやっていくということで。 それでは、その説明会のなかでの今後、民営化のよさっていうのか、社会協議会が運営するなかで、関屋もそうなんですけど、地域でのコミュニケーションをとっていろんなことがすぐできるっていうことも言われてたと思うんですが、例えば公立保育所だったらそれが簡単にはいかない。予算がかかることだったら、議会にも通さないけないということで迅速性がないと。社会福祉協議会だったら、そういうことが可能だっていうことが言われてると思うんですけどね。 そういうなかで、この間も民営化に関しての質疑のなかで、公立保育所のよさを残すっていうことを言われてるなかで、また保護者の意見があれば変えていく、この辺で、何か例えば保護者が、バスに回ってもらってお迎えをしてほしいっていうような声が出た場合にそういうこともしていくのか。大きく公立と変わってしまうんじゃないかなっていう思いがあったりするんですが、例えばの例です、そういうのが出てこないとも限らないと思うんで、そういうときに、やはり公立のよさっていうのも、よさっていうのは障害者を受け入れてくれるとか、そういうこともあるんですが、その辺では大きく変わる部分があるのではないかと思うんですが、どうでしょうか。 ○副議長(小西高吉君) 坂本次長、答弁。 ◎福祉健康部次長(坂本珠延君) 私どもが説明会等々でもお話ししてるのは、現在の公立の家庭的保育のよさを残していこうということを重々ご説明申し上げております。 それと、社会福祉協議会も含めたなかでの説明会のなかで、例えば制服等々をつくる場合、つくろうというふうな意見がございましたら、それを保護者会のほうにかけさせていただいたなかで、それで皆様のご同意がいただけるんであれば、そういうの変えていきましょうというふうな形のご説明をされております。 それによりまして、現在やってます志都美保育所の保育を180度変える。こういうのを切っていくという、そういうな考え方ではなくって、あくまでも継承していったなかで、新しいまた保護者の方とのご相談のなかで保育所をつくっていくと、そういうふうな考え方であるというふうに考えております。 ○副議長(小西高吉君) 池田英子君。 ◆5番(池田英子君) 保護者の声があれば、制服を変えたりする可能性もあると。そういうなかで予算が膨れる、保護者負担が増えるっていうこともあり得ると思うんですが、その辺では反対があればやめておくと考えていいのか、お伺いしたいと思います。 ○副議長(小西高吉君) 坂本次長、答弁。 ◎福祉健康部次長(坂本珠延君) 社会福祉協議会のご説明のなかでも、それはしませんというご回答をされております。 ○副議長(小西高吉君) 池田英子君。 ◆5番(池田英子君) わかりました。あと、それと当初保育所を申し込みしたときには、公立保育所だったと、そういうなかで民営化にされていくっていうことの保護者に対しては、理解を得たと思われているかどうか、お伺いしたいと思います。 ○副議長(小西高吉君) 坂本次長、答弁。 ◎福祉健康部次長(坂本珠延君) 市の使命といたしましては、よりよい保育環境を提供していくと、それを目指していくというのがまず大前提としてあると思います。 ただ、保育の運営形態として、公立でなければならないとそういうことではございません。あくまでもよりよい保育のためであれば、民営化、社会福祉協議会への移行ということも可能だと考えております。先ほど申されました、早急にされるというふうなことでございますけども、1つの事例を申し上げますと、志都美保育所の職員室の机について使い勝手が悪いという形ですべて買いかえられ、その場ですぐ会議ができるような形の可動式の机に変えられたというのは、これも1つの成果として私どもは考えております。 ○副議長(小西高吉君) 池田英子君。 ◆5番(池田英子君) その整備のことはわかったんですけど、その過去に、今、子供を預けているお母さんが、申請当時、公立保育所だということで申し込みをしたのに民間になっていったと、これはおかしいんじゃないかという声に対して、理解を保護者の方はされたのかどうか、お伺いしたいと思います。 ○副議長(小西高吉君) 坂本次長、答弁。 ◎福祉健康部次長(坂本珠延君) この問題につきましてもう3年目ですかね、そういう形で何回も話もさせていただきまして、当然、来年の4月という期限ということもお話しさせていただいておりますので、ご理解いただいているものと考えております。 ○副議長(小西高吉君) 池田英子君。 ◆5番(池田英子君) 私のほうには、まだ理解できてないっていう保護者の声も届いております。その辺ではしっかりと保護者の方が納得いくようにしていただきまして、今後の運営をしていただきたいと思います。 これで、私の一般質問を終わらせていただきます。 ○副議長(小西高吉君) 以上で、5番池田英子君の一般質問を終わります。 ここで暫時休憩いたします。              午後0時24分 休憩              午後2時05分 再開 ○議長(北川重信君) 休憩を解いて再開いたします。 池田議員より発言を求められています。 池田議員。 ◆5番(池田英子君) 午前中の一般質問のなかで、市長に対しまして「寝ないでほしい」ということを言いましたことを、訂正させていただきます。 ○議長(北川重信君) 今の池田議員の言葉を許可することに、皆さんよろしいですか。              〔「異議なし」との声あり〕 ○議長(北川重信君) 異議ないですか。 はい、そのようにさせてもらいます。 午前中に引き続き一般質問を行います。 次に、7番中山武彦君の一般質問をお受けいたします。 中山武彦君。 ◆7番(中山武彦君) それでは、議長のお許しを得ましたので、一般質問をさせていただきます。 赤トンボが飛ぶ秋でございますけども、皆様シルバーウイークはいかがお過ごしだったでございましょうか。私は馬見丘陵公園に行きまして散歩をいたしましたが、またあすから土日ということで、理事者の方は休んでいるかどうかわかりませんけども、大変だったとこのように思ってますが、市政運営が大変大事ですのでしっかりとよろしくお願いしたいと、改めてお願い申し上げたいと思います。 それでは始めますが、ことしの8月21日に市議会の議長会セミナーに参加いたしました。テーマは議会改革の取り組みと課題です。憲法に定める地方自治の本旨、住民自治、団体自治の原則に照らしまして、議会が住民の代表としてしっかりと行政をチェックしていく、その必要性、重要性についてのお話でありました。ご承知のように、地方自治は二元代表制でございます。今回のセミナーの参加で、改めまして首長、行政とそして私たち議会が、丁寧に住民の意見を聞きまして、そして活発に議論をすることが住民との距離を縮めること、また民意を起こしていくことになるというふうに感じたわけでございます。しっかりと私も勉強をし、精進していきたいと、このように思った次第でございます。 現在、各地で地方創生の取り組みが進められております。かつては地方分権ということで、地方への配分ということを広げていくという流れがありました。また、その後に地方が責任を担う地方主権改革というふうに流れが進みました。そして、今は地域、地方が企画立案力を強めていくということで、みずから新しいまち・ひと・しごとをつくる戦略を持つこと、こういったことが問われております。若者雇用や女性の活躍を推進するなど、全国的に長いスパンで将来の発展に向けた政策の準備が今進められております。今回はそうした背景から、地方の創生につながる政策とそれを支える財政につきまして質問をいたします。 まず1点目、地方財政に関しまして新地方公会計制度の整備について伺います。 日本の地方財政は、普通会計の借入金残高が平成3年に70兆円となりまして、以来急激に右肩上がりとなりまして、平成26年度末では200兆円の見込みとなりました。約2.9倍の増加でございます。実は平成16年、今から約10年前に借入金残高が200兆円を超え、以降現在まで200兆円前後で続いている高どまりの今の状況でございます。 香芝市の行財政改革の歴史もございますけども、ここ約10年間で非常に改革が改善されてきたことがわかります。平成16年度以降の決算状況を振り返りますと、実質単年度収支が赤字だった年は平成19年度と24年度と26年度の3回だけということで、26年度までのこの分を実質単年度収支に合算いたしましたら7億4,700万円のプラスということでございます。ここ3年間はどうかということでございますが、いろんな見方がありますけども、残念ながらここ3年間の実質単年度収支を足しますとマイナスの1億9,000万円ということで、財政には波がありますけども、この3年につきましてはちょっと歳出がかさんでいるというような状況でございます。しかしながら、10年間で見ますと、地方債の残高、香芝におきましては16年度の決算カードでは普通会計で391億8,000万円、これが26年度決算では358億2,000万円ということで非常に圧縮されまして、ここ10年余りで33億6,000万円の減額を果たしたということで、土地開発公社の問題等、高山台グラウンド等ございましたけども、こういったなかでもしっかりとやってきてると、第2次行政改革、平成18年4月から始まった人件費抑制策、また議員定数の削減等、さまざまな事務事業の見直しで、今回こういった成果が出てるということでございます。 そうしたなかで、夕張の財政破綻等がありまして、大きく行財政改革のメスが国から入れられまして、18年6月には行政改革推進法が公布されまして、懸案だった資産と債務の情報開示が始まりました。翌19年には地方財政健全化法が制定されまして、平成20年度決算から早期健全化基準が定められました4指標によるチェックが始まったわけでございます。 私たち公明党は、平成12年にこの行政改革大綱にさかのぼりまして、公会計の見直しを盛り込ませまして、国、地方を通じた統一的な公会計基準を申し入れております。現在は、地方自治体も財務諸表の公表ということが実施されております。香芝市では、平成15年度の決算からバランスシートの試作も始められ、今では行政コスト計算書、他の財務諸表も整備、公表されております。 このような状況ですが、まず初めに質問いたしますが、香芝市では現在どのような公会計基準で運用をされているでしょうか。現状についてまず伺いたいと思います。これで1回目の質問を終わります。 ○議長(北川重信君) 答弁、吉村次長。 ◎総務部次長(吉村文一君) 本市の現状につきましては、財務書類の作成におきまして現行の3つの会計モデルがございます。1つは基準モデル、もう一つは総務省方式改訂モデル、最後のもう一つにつきましては東京都方式がございます。本市は総務省方式の改訂モデルを平成19年度の決算から採用しておりまして、現在の財務4表と言われます貸借対照表、行政コスト計算書、純資産変動計算書、資金収支計算書を作成してございます。 ○議長(北川重信君) それでは、2回目以降の質問をお受けいたします。 中山武彦君。 ◆7番(中山武彦君) ただいま平成19年度から総務省改訂モデル、それでやっているというふうなことでございました。この26年度決算資料を見ますと、香芝も実質公債費比率3年平均で20を切ったということで、また将来負担費率も下がってますけど、まだまだ全国の市町村平均から比べますと圏外の数字だということで、全国市町村では実質公債費比率が8.6ですね、平均では。また将来負担費率が51.0ということでまだまだ難しいところがありますけども、私は平成22年に12月議会ですが、行政の見える化について質問をしております。そのなかで公会計の導入、またあわせて総合計画の政策体系別の事業別予算、決算ということで作成をお願いいたしました。これを議論しまして、行政評価ではちょっとつくっていただいているところがございます。 こうしたなかで、役所にも企業会計に則した発生主義ということで、複式簿記、公会計の導入ということでお願いしてますけども、この2015年の閣議決定された骨太方針、このなかにも地方公共事業については、公共施設については固定資産台帳の整備と、また地方公会計の導入ということで、28年度末までということで、これは総合管理計画を策定しなさいと、このように書いてますけども、今こういったなかで公会計に関しましては、現在の総務省モデルではなかなか難しい面があるということでございまして、進んでいないということで認識をしてるんですけども、新しい地方公会計制度の導入を進めるにあたりまして、この新しい公会計制度の意義とか、目的について、教えていただきたいと思います。 ○議長(北川重信君) 吉村次長。 ◎総務部次長(吉村文一君) 現在、国からすべての地方公共団体におきまして、統一的な基準で財務書類を作成っていう要請がされております。その特徴の一つといたしまして、複式簿記、発生主義会計を採用すること。もう一つは固定資産台帳を整備すること、この2つが大きい要請でございます。本市におきましては、これを28年度の予算執行から導入していく計画でございます。 複式簿記の今まで見えなかったものが見えてくる、現金主義によりました、現金主義で会計を行ってたものより、複式簿記を取り入れることによって見えてくるものがございます。 以上、28年度に向けて導入を進めている状況でございます。 ○議長(北川重信君) 中山武彦君。 ◆7番(中山武彦君) 見えてくるもんがあるということですけど、今までもやってたわけですよね。ただ複式簿記ではなかったということで、複式簿記を導入するということなんだと思いますけど、意義として、この国の資料に載ってますのは、説明責任が果たせるとか、要は財政の効率化、適正化として資産負債の形成過程がわかったり、また将来の活用もできるというふうに思うわけですけど、そのあたり十分把握されていると思いますが、特に見えてくるものは何なのか、そのあたりをちょっと教えてもらえますか。 ○議長(北川重信君) 吉村次長。 ◎総務部次長(吉村文一君) 今まで見えにくかった、見えてこなかったコスト情報っていうのがございます。これは、収益とか費用、純資産の内部変動というのがございます。それとストック情報というのがございます。これにつきましては、資産、負債及び純資産、こういうのが見えてくるということでございます。 ○議長(北川重信君) 中山武彦君。 ◆7番(中山武彦君) コスト情報が見えてくるということで、これが説明責任に生かされるというふうに考えてますので、ぜひとも今進めているということなんだと思いますけども、発生主義また複式簿記をすることによって、これは今までの現金主義の予算、決算書、これはまた残るわけですよね。これに加えてやるというふうに一応理解してるんですけど、それでいいんですか。 ○議長(北川重信君) 吉村次長。 ◎総務部次長(吉村文一君) 現状の決算書、現金主義による単式簿記による予算書及び決算書についてはこのまま残るものでございます。 それを補完するものとして、発生主義の複式簿記による財務書類を作成しますので、よりわかりやすくなるものでございます。 ○議長(北川重信君) 中山武彦君。 ◆7番(中山武彦君) 総務改訂モデルでは、だめだった点っていうのはどうでしょう。 また、メリットとデメリット、このあたりちょっとどうですか。今までにはいけなかった。 ○議長(北川重信君) 吉村次長。
    総務部次長(吉村文一君) 現状の固定資産台帳っていうのを、決算統計の投資的経費を積み上げて固定資産の額を算出してございましたから、今まではそうだったんですが、これからの固定資産台帳を作成するには減価償却も行って、それの適正費用並びに今の価格っていうのを算出できることから、棟ごとや個別の施設ごとに評価ができるものと考えております。 ○議長(北川重信君) 中山武彦君。 ◆7番(中山武彦君) 今も固定資産税の課税台帳をつくるということで、今までは決算統計、要するに決算が終わって、決算統計で一括でデータをつくってたということですが、それが固定資産台帳をつくることによって正確なものがわかってくるということですよね。固定資産台帳については現在完成してるんでしょうか。 ○議長(北川重信君) 吉村次長。 ◎総務部次長(吉村文一君) 固定資産台帳の整備状況につきましては、公共施設等総合管理計画の策定に向けて、既に管財課で進めております。 ほぼ、土地と建物については、現在の固定資産台帳の統一化されたものに移行は可能でございます。残りのものにつきましては、道路の舗装、橋梁、河川構造物、建物に附属する機械設備や電気設備の工作物や備品やリース物件は、物品として固定資産台帳を作成するある一定の基準を決めて27年度に完成の予定をしております。 ○議長(北川重信君) 中山武彦君。 ◆7番(中山武彦君) 先日、公共施設マネジメントで説明を受けてますけども、もう既にでき上がってるので、固定資産台帳ができてるのでああいう把握ができてるのかなと思ったんですけど、土地と建物については終わってると、資産、インフラ等についてはまだ残ってるというふうな感じですね。27年度には終わるということなんですね。はい、わかりました。 続きまして質問いたしますけども、固定資産台帳の整備ということですけども、新しい公会計制度がこの29年までに移行するというふうな形で国が言われてまして、今お答えいただいた28年度予算からこれを導入すると、来年の予算からしていくということですけども、仕分けについては、それで間に合うように進むんでしょうか。複式簿記の導入です。そのあたりどうですか。 ○議長(北川重信君) 吉村次長。 ◎総務部次長(吉村文一君) 仕分けにつきましては、期末一括仕訳という方法と、日々仕訳という方法がございます。本市では、日々仕訳というのを導入を予定してます。先ほど言われました28年度の予算執行から、日々仕訳を導入する予定でございます。 ○議長(北川重信君) 中山武彦君。 ◆7番(中山武彦君) それは、どのような方法で日々仕訳するんですか。 手書きじゃなくて、システムが要ると思うんですけども。 ○議長(北川重信君) 吉村次長。 ◎総務部次長(吉村文一君) 現在、財務会計システムっていうのが導入されてございます。その機能拡張をメーカーに要望しておりまして、メーカーとともにこの日々仕訳のシステムを開発していこうと考えております。また、使いやすいシステムにするために、歳入歳出の体系を一緒に構築して進めていく予定でございます。 ○議長(北川重信君) 中山武彦君。 ◆7番(中山武彦君) メーカーと今開発をしてるということで、国のほうもこの用意をされているというふうに、この間ちょっとある研修で言われてるんですが、香芝、今の独自のシステムを今開発中ということで、今理解しているんですが、当然財源等あると思いますけど、そのあたりのメリット等あるんでしょうか。 ○議長(北川重信君) 吉村次長。 ◎総務部次長(吉村文一君) 総務省から無償のソフトっていうのが提供はございますが、これは期末一括仕訳というソフトでございます。それには、今後、日々仕訳で行っていくということと、サーバーの設備が必要だということで、これもやはり数百万円ぐらいの費用はかかる予定でございます。ただ、現在行っている財務システム、メーカー協同開発については、開発費っていうのは今のところかからない予定でございますので、こちらのほうを採用したということでございます。 ○議長(北川重信君) 中山武彦君。 ◆7番(中山武彦君) 開発費はかからないということで、それは香芝がモデルとして恐らく提供すると、香芝システムそのものをモデルとして使っていただくということで、じゃあ、それで香芝のモデルが全国に広がれば非常にいいと思うんですが、そういったことで、仕訳システムを逆に売り込んでいくっていうかそういったこと、例えばメーカーがされるにあたって、香芝のメリットということも考えていらっしゃるんですかね。財源はもう運用も含めてかからないようにするということではないと思うんですけど、そのあたりはどうでしょう。どこまでメリットがあるんでしょう。 ○議長(北川重信君) 吉村次長。 ◎総務部次長(吉村文一君) このメーカーとともに開発するっていうことは、先陣を切ってやることでございますので、メーカー側もメリットもありますし、本市もメリットがあると考えております。今後、あるいは法の、改定システムの変更なりが起こった場合、ともに開発するっていうことを基本としますので、その辺の改定費用っていうのは発生しないかなと思っております。 ○議長(北川重信君) 中山武彦君。 ◆7番(中山武彦君) 十分注意してやっていただきたいと思いますが、国は無償のシステムを用意すると、ただ香芝については先陣を切ってメーカーと開発して、そしてシステム代は無償ですけども、これをメーカーもメリットがあるような形で広げていきたいということなんですけど、先になって大変なことにならないようにしっかりとチェックしながら、予算等でそういったチェックもできるかと思いますけども、進めていっていただきたいと思います。また、内容がわかれば説明していただきたいと、このように思います。 28年度から、この日々仕訳ということなんですけど、日々仕訳ということになりますと、会計上のさまざまな知見が必要だと、職員の方に対しまして。そのあたりの知見というものが、22年当時はまだそういった知見がないということもあって、システムのお金もかかるという理由だったんですが、既にそれもそろったというふうに理解していいんでしょうか。研修等もされておるんでしょうか。 ○議長(北川重信君) 吉村次長。 ◎総務部次長(吉村文一君) メーカーとのやりとりのなかで、ほとんど90%以上変換できるというデータが出ておりますので、その辺についてはまず心配ないかなと思います。 ただ、システムを使うのは職員でありますので、そのなかのシステム内容を理解してないと日々入力だけで終わってしまいますので、その辺を意識改革とか、職員の研修を通じてその辺を向上していきたいと考えております。 予算前、それから予算執行前、この2回に分けてそれぞれの研修を行う予定でございます。 ○議長(北川重信君) 中山武彦君。 ◆7番(中山武彦君) しっかりと私たちも勉強せなあきませんが、その点よろしくお願いいたしたいと思います。運用したらなかなかうまくいかなかったということにならないように、先陣は切るのが大事だと思いますけども、よろしくお願いしたいと思います。 そこで、公会計の活用が大事だと思うんですけども、昔は総合計画の政策体系別、事業別フルコスト、人件費と減価償却等を含めたものをつくれば市民にわかりやすいと。今の予算書、決算書ではわかりませんので、はっきり理解できませんので、総合計画の政策体系で事業別に予算決算書をつくってくださいというお願いをしました。事業評価でこれは一部使われているんですけども、こうした公会計を導入によって、どのように使い方をするつもりなのか、そのあたり考えてらっしゃいますか。 ○議長(北川重信君) 吉村次長。 ◎総務部次長(吉村文一君) 現在、事務事業別の行政評価というのは既に実施してございます。さらに、細分化した施設や事業別の行政コスト計算書等使用して、行政評価に活用するということが考えられます。その結果として、予算編成に活用することや、コストの削減及び市民サービスの向上に役立てたいとこのような活用が考えられます。 また、ほかにも想定されるものはあると思いますが、ただ日々仕訳をしておりますので、各課や事業ごとにそういう評価システムみたいなものを出力することによって、月別のものを出したり、そういうふうな活用が図られるのかなと考えております。 ○議長(北川重信君) 中山武彦君。 ◆7番(中山武彦君) わかりました。これについてはいろんな方の意見を聞いていただきたいと思います。世代間の公平さを知るための資産が出ていますから、そういった分析のいろんな仕方とか、また今徴収体制、未収金の回収ということで一括で全部出ると思うんです。ですから、そのあたりの徴収体制の整備にも活用ができますし、ほかにも行政評価と予算ということなんですけど、一番お願いしたいのは事業別とか、施設別のフルコストの予算、決算、住民にわかるような、理想ですけども、例えば北海道のニセコ町でやってるような住民にわかりやすいそういった予算、決算の示し方とか、そういったものを十分考えて生かしていただきたいと思いますけど、その点よろしくお願いしたいと思います。まだ始まってませんので、28年度決算ですから、29年のことになりますので、時間ありますので、しっかりと研究を進めていただきたいと思います。 そういったなかで、今後もいろんな公会計については動きがあると思いますけども、正確を期してまたやっていただきたいと思いますけど、固定資産台帳については公表して、例えば民間のいろんな事業提案に生かすというようなこともできるんでしょうか。その点どうでしょうか。 ○議長(北川重信君) 吉村次長。 ◎総務部次長(吉村文一君) 総務省から公表されてます財務書類の活用例の一部に、民間事業者が創意工夫やノウハウを利用するっていう目的で固定資産台帳を公表するというものがございます。本市におきましても、このことについていろいろ検討してまいって、公表に向けて考えていきたいなと、そのように思ってます。 ○議長(北川重信君) 中山武彦君。 ◆7番(中山武彦君) ぜひとも、そのあたりでき得ることは全部やっていただきたいと思いますんで、非常に先進的なものになりますようにお願いをしたいと思います。 続きまして、(2)番の質問に行きます。 認知症の高齢者などに優しい地域づくりということで伺います。男女ともに平均寿命が過去最高ということで、女性は3年連続世界一ということでございまして、介護保険制度の立て役者の樋口恵子さんも、長寿社会は平和と豊かさの所産というふうに言われてまして、しかしあわせて介護と、大介護というものが宿題としてついてきますよと、そのようなお話をしております。 8月3日に政府の社会保障制度改革推進会議のなかで、地域包括ケアシステムの構築に向けた取り組みが報告されました。そのなかで、在宅での介護へと移行していくと、こういった構想のなかで、在宅サービスの充実、人材の確保ということが指摘されております。 今回、国が策定した新オレンジプラン、認知症施策推進総合戦略ということで、これによりますと、要介護認定者の約6割が認知症の高齢者であるというふうにされておりますが、認知症の高齢者の半数は在宅で生活をしているということでございます。介護サービスにおいても、認知症への対応が求められるということでございまして、今後、地方、地域の包括ケアシステムの構築ということで、そうしたことを含めたまちづくりが大切になってくると、このように思いますので、認知症の政策を主眼においたまちづくりについて聞いていきたいと思います。まず、認知症、高齢者施策ということで伺いますけども、香芝市における認知症の高齢者の推計ということで、これはどのように推移するでしょうか。また、特に在宅で生活している、比較的低い介護度の方の推計はどのように変わるでしょう。 ○議長(北川重信君) 松崎局長。 ◎健康局長(松崎三十鈴君) 認知症高齢者の推計ということですけども、第6期介護保険事業計画を策定するにあたりまして、日常生活圏域ニーズ調査を行っております。そのなかで、認知症に関して不安があると感じておられる高齢者は約6割となっておりました。 また、要支援、要介護認定者の方につきましては、日常生活のほうもチェックしておりまして、その生活自立度2以上ということで、物忘れ、意思疎通がちょっと困難であるとか、あるいは銀行とか市役所に用事に行くのも少し間違いがあって不安であるとか、というような軽度の認知症の方以上の占める割合なんですけども、それが要介護認定者の香芝市の場合は55.6%と27年度は推計されております。10年後の平成37年には認定者中58%ということで、約3%、2%ほど伸びるだろうと推計されています。 それとお尋ねの、そのなかで在宅の方はどれぐらいあるだろうかということですけども、在宅であるかどうかというような推計はしておりませんが、ほとんど要支援1、2の方であれば在宅であろうと思われます。在宅であろうと思われる要支援1、2の方の占める割合ですけども、要支援1と認定された方の占める割合は17.4%、これは平成27年になっております。要支援2の方は、要支援2と認定された方の24.7%と推計しております。これが10年後の平成37年には、要支援1の方が17.5%、要支援2の方は27.8%になるだろうと推計しております。 ○議長(北川重信君) 中山武彦君。 ◆7番(中山武彦君) 今おっしゃった55.6%、27年度の方の割合、認定者のうちの割合ということが37年度には58%に3ポイント上がると。要支援1、2の方も上がってます。24%が27.8%ということで、17.4%が17.5%上がってると、要支援1はそんなに変わらないですかね、というふうに上がっているということなんですけど、この認知症の方の増加ということで、比較的低い介護度の方について、本日も、またきのうも介護サービスということで質問がされております。 地域包括支援センターでは、介護保険を利用されてない利用者、軽度の方の支援をされておりますけども、今後この症状の進行によって、介護保険に切りかえていくというようなことで、重要な場面に携わってらっしゃると、このように思うわけですけども、センターのなかで今比較的こういった軽度の方の支援、どのように行われてるんでしょうか。 ○議長(北川重信君) 松崎局長。 ◎健康局長(松崎三十鈴君) 介護予防事業ということで行っておりますのは、認知症機能低下予防教室とか、認知症予防教室ということで、脳いきいき教室や笑いのわ、脳の健康教室などを行っております。 脳いきいき教室につきまして、26年度は24回で376人の方が参加されております。それから、笑いのわと脳健康教室の26年度の状況は、合わせて32回開催しまして675人の方が参加されております。 以上です。 ○議長(北川重信君) 中山武彦君。 ◆7番(中山武彦君) 今、笑いのわと脳いきいき教室ということですが、この教室は、軽度の方が参加されるというふうなことなんですけども。次第に症状が進行していくというのが認知症のケースがかなりあると思うんですけども、そうしたなかで、お話を聞けば、記憶障害とか、時間、場所の見当識障害、そういったものがわからなくなるということで、非常に日常生活が困難な方がたくさんいらっしゃって、その状況を外から把握するのはなかなか一般的に難しいんですけども、非常に困難ななかで生活をされているのが、認知症の方の現状であると、このように理解しなければいけないと思うんです。 そうしたなかで、その介護者の対処の仕方とか支援をどうすればいいのか、いろんな認知症にも症状がありますよね、レビー小体とか、脳血管性の疾患とか、アルツハイマーとか、いろんな症状によって原因疾患によって症状は変わってくるということも、そういった知識、経験が必要だと思うんですけども、そういったことについて、しっかり支援するために知っていかないといけないと思うんです。こういった教室に通っていらっしゃる方とその周りの方のサポートというか支援の仕方が大事だと、このように思うんですが、この点香芝ではそういった認知症の方を介護されている家族、また地域の支援者に対する必要な認知症の知識などを深めていくための事業、これはどのように行っていますか。 ○議長(北川重信君) 松崎局長。 ◎健康局長(松崎三十鈴君) 認知症に関しましての市民の方への知識の普及啓発、あるいは予防ということで行っておりますのは、認知症サポーター養成講座というのを開催しております。26年度は15回開催しまして497人の方が参加されております。国のほうの新オレンジプランでは、このサポーターを29年度末には600万人養成しようという目標を掲げておられまして、香芝市の場合は、現在延べ1,678人ということになっておりまして、今年度中には1,800人を目標にして養成したいと考えております。また、介護されている家族の方には介護家族教室というのを福祉センターのほうで開催しておりまして、これにつきましては、26年度9回で105人の方が参加されておられます。 以上です。 ○議長(北川重信君) 中山武彦君。 ◆7番(中山武彦君) わかりました。 いろんな話がありましたけども、サポーター、前々からやっていらっしゃいますし、また家族教室もされているということ、介護家族教室ですね、いろんなことをやっていただいてますけども、今の6期計画に記載されている認知症ケアパスの冊子のようなものだと思いますけど、こういったものの普及とか、そのあたりはどうでしょう。 ○議長(北川重信君) 松崎局長。 ◎健康局長(松崎三十鈴君) 昨年度、認知症ケアパスの作成をするにあたりまして、いろいろ関係機関に情報収集しまして、ようやくことしの春に認知症ガイドブックということで作成できました。これはホームページのほうにも掲載しておりますので、いつでも見られる状態になっております。 これのほうを窓口あるいは医療機関のほうにもPRさせていただいて、ご活用いただいているというところです。 以上です。 ○議長(北川重信君) 中山武彦君。 ◆7番(中山武彦君) そのあたり、ちょっと全家庭には配付してないというふうに今思ってるんですけど、もう少しそういった認知症の家族の方に伝わるようにしてはどうですか。そのあたり、ちょっと私の手元にもないんですけど、そのあたりの普及の仕方、啓発の仕方が足らないのかなと思いますけど、その点しっかりやっていただけますでしょうか。どうでしょう。 ○議長(北川重信君) 松崎局長。 ◎健康局長(松崎三十鈴君) 大変申しわけございません。早速、増刷をいたしまして、関係機関の窓口、あるいは家族介護教室におこしの方、あるいは窓口にそれ以外の相談の方にも渡るように、渡していきたいと思います。 ○議長(北川重信君) 中山武彦君。 ◆7番(中山武彦君) よろしくお願いいたします。 続いての医療と介護ということで、医療から介護への移行ということが大事だということで、お話がずっと先日来あります。物忘れの段階からの認知症の早期発見、早期治療ということなんですが、医療機関との診断の連携等ということで大事なんですけども、香芝ではこうした医療機関との連携、特に初期集中支援チームの整備ということについて、専門的な人を育てるということについてはどのように取り組んでいますか。 ○議長(北川重信君) 松崎局長。 ◎健康局長(松崎三十鈴君) 医療機関との連携ということで、初期集中支援チームの設置がこの地域包括ケアをするにあたって求められているものであります。 当然、このチームの設置、結成というものについては現在検討中でして、県内の認知症の専門の医療機関のお医者さんのほうに打診をしているところでありますが、なかなか大変その専門医が奈良県内でも少ない状況ですので苦慮しているというところが現実のところです。そのほかに医療との連携ということでは、奈良県が行いますかかりつけ医認知症対応力向上研修会というのが毎年開催されるんですけども、そちらのほうをぜひ受講していただけるようにということで、毎年医師会のほうにPRさせていただいております。 それから、認知症に対しての、地域支援推進員という資格を持つ者が必要となっておりまして、この者を、包括支援センターの職員から2名研修に行き資格を取ってもらっておりますので、相談対応のほうも強化できるかと考えております。 以上です。 ○議長(北川重信君) 中山武彦君。 ◆7番(中山武彦君) 今の医療機関が少ないので、かかりつけ医さんのほうで研修に行っていただいているということで、かかりつけ医さんはお医者さんですんで、かなりそういったことで新たな知見を増やすという勉強に行かれるのかなと思うんですが、初期集中チームのイメージが、チームを組んで、そういった初期の早期発見というところが主眼ですので、訪問したり、いろんな形があると思いますけど、もう少し奈良県全体でそういった取り組みになってしまうんですね。医療機関が限られるということになっちゃうと、拠点病院が3つしかないんですかね、県立医大とかと。 だから、そのあたりちょっともう少し早期発見、早期治療と、香芝市はまだ少ないですけども、増えていくのは間違いございませんので、10年後、数を見ますとやはり2,200人ということになりますので、しっかりその辺のことを加速的にお願いしていただきたいと思うんですけど、もう少し何か手がないのか、検討いただきたいと思いますけども、どうでしょうか。医療と介護については何か、そのあたりの新しい工夫というのは、もう一つないでしょうか。 ○議長(北川重信君) 松崎局長。 ◎健康局長(松崎三十鈴君) 何度も申し上げますが、認知症専門医の確保というものが難しいというところが現状ですけども、先ほども言いましたように、香芝でしたら秋津鴻池病院が管轄になるかなと思いますので、そちらの医療機関の専門医のほうに協力して頂きたいなということで打診しているところでございます。 また、医療と介護の連携ということでは、地域ケア会議ということで、ヘルパーであったり、ケアマネジャーであったり、あるいは事業所の責任者であったりという方のなかに、これからはかかりつけ医の方も参加していただいて、少しでも連携がよい関係になるように努めていきたいと考えております。 以上です。 ○議長(北川重信君) 中山武彦君。 ◆7番(中山武彦君) ひとつよろしくお願いいたします。 続きまして、介護サービス、特に在宅介護サービス、認知症の方に必要なものですが、6期計画では今どのような取り組みがなされているでしょうか。 ○議長(北川重信君) 松崎局長。 ◎健康局長(松崎三十鈴君) 6期計画におきましては、地域密着型の通所介護を予定しております。また、認知症対応型の通所介護、デイサービスもできるように推進していきたいと考えております。また、定期巡回、随時対応型訪問介護看護という事業につきましても、現在、募集して事業者を募集してるところですので、この件につきましては27年度中にスタートできるかと思います。 例えば、認知症、重い認知症の方で、夜中におむつ交換が必要であったりとか、夜中にも見守りが必要であったりとかっていう方については、この夜間に定期巡回できるというようなのが、非常に効果的であると期待するところです。 以上です。 ○議長(北川重信君) 中山武彦君。 ◆7番(中山武彦君) 今の6期計画で、先日来の話がありますが、デイサービスについてはかなり大型化してるというところで、小規模なところがだんだん淘汰されていく可能性がありますので、地域密着型に移行していくようなことで6期計画にもそのように書いてますよね、表のなかには。そういったことで、しっかり受け皿をつくっていただきたいというように思いまして、デイサービスの中身の充実ということで伺いたいんですけども、27年度から一部の方については、介護予防・日常生活支援総合事業に移っていくというようなことで、特に男性の方についてはデイサービスに行ってもプログラムが合わないとか、ほとんど女性の方がいらっしゃって、男性に合うような囲碁とか、マージャンとかそういったプログラムがないということで、非常に受け皿がないというふうなことがあるようです。 その点について、香芝においても活動プログラムを自分たちで考えて、また自分たちにそういった決定権を渡していただけるようなスタイルの認知症カフェというのが広がっていっているそうです。こうしたことで、認知症対策ということに主眼を置くためにも、香芝でも認知症カフェ、福祉センターで、今レストラン等もございますので、そのあたり試行されてはどうかと思うんですけども、その点どうでしょう。 ○議長(北川重信君) 松崎局長。 ◎健康局長(松崎三十鈴君) 現在、市内では、おっしゃるように認知症カフェを行っているところがございません。ただ、検討しているということで、準備中というところは聞いておりますので、そこは早晩できるんだろうかということで期待しております。 お尋ねの福祉センターの建物のなかでということになりますと、別にカフェということで、飲食物を提供する必要はないかもしれませんけども、厨房があるということ、厨房といいましても有料で飲食物を提供しようとなると保健所の許可が要りますので、そうなりますとシンクが2つある流し台が要るとか、あるいは厨房がきっちり区分けされているところにあるとか、それから手洗い場所が確実にあるとか、あとはトイレの状況とかということで、非常に衛生面での制約が厳しくなりますので、そうなりますと、今、福祉センターのなかでレストランがございますが、そこは障害者の方の作業も兼ねてのレストランですので、ちょっと認知症のほうに話を持っていくというのは、まだ何も検討しておりませんし、そういうことも今考えてもいない状況です。済いません。 ○議長(北川重信君) 中山武彦君。 ◆7番(中山武彦君) 急な話ですんでそうだと思いますが、いろんなところでやってるのを見聞きしますと、こういった受け皿として、香芝市等で自治体のほうが公募して、そしてまたNPO法人等にお願いをして、例えばマージャンとか、囲碁とか、カラオケとかそういった、男性による男性のためのといったら語弊がありますけど、そういった初期の方、もしくは若年性認知症の方とか、そういった方の非常に軽い物忘れ、そういった方のためのデイサービス、そういったものも必要かなと、そんなふうに思うわけです。 今後、こういったニーズが増えるにつきまして、香芝自身、直営では難しいかもしれませんけど、いろんなグループホームの連絡協議会、またそうした事業者の間での連絡のなかで推進をしていただきたいと、このように思います。地域包括支援センターについて本会議でも手狭じゃないかなという話をさせていただいたんですが、これからはそういった役所のなかの認知症の施策については、しっかりと空間もとって、カウンターも広くしてやっていただきたいと、このように思います。特に原因疾患による症状は違いますし、専門性は非常に高いチームだと思いますので、そのあたりのことについてもしっかりとまちづくりの一つの主眼としてやっていただきたいと思うんですが、その点誰か、部長とかですか、答えていただけませんでしょうか。 ○議長(北川重信君) 松原部長。 ◎福祉健康部長(松原秀典君) ありがとうございます。 包括支援センターにつきましては人的な充実っていうことで、逆に施設のほうが狭くなってきている現状でございます。また、そういうなかで認知症の専門チームということで、これも国のほうも推進しとりますし、今後の高齢者施策のなかでは重要な部分となっておりますので、今後そういう部分を含めたなかで研究、検討してまいりたいというふうに考えております。 ○議長(北川重信君) 中山武彦君。 ◆7番(中山武彦君) じゃあ、よろしくお願いいたします。 続きまして、3番の女性、若者を支援する施策について伺います。 日本では、女性の活躍がまだまだ進んでいない現状があります。世界経済フォーラムでは、女性の意思決定の度合い、また女性の活躍の度合いが社会の発展を左右するとの発想から、男女平等ランキングを示しています。日本では142カ国中の104位ということで、これは先進国7カ国では最下位の順位になっている次第でございます。今グローバル化とか、人口の減少という流れで世界各地でも国の維持発展のために、世界的には男女の役割分業を超えて、女性が働き、また男性が家事、育児にも参加するということが、そういった仕組みが今広がっているところでございます。 公明党も昨年5月の提言で、女性元気応援プランというものを示しました。また、仕事、育児、介護の両立を実現するワーク・ライフ・バランスの充実策を求めていましたところ、ことし女性活躍加速のための重点方針というのが出まして、予算に毎年反映されていくと、毎年これがつくられるということになっております。 この8月28日に法律ができました。女性の職業生活における活躍を推進する法律、女性活躍推進法ですが、これは2020年までに指導的な地位に占める女性の割合を30%まで拡大するという目標を政府が掲げておりますけども、こういったものを加速するためにしっかり取り組んでいこうという趣旨でございますが、3割を超えると社会も変わっていくという数字でございますので、しっかり3割を超えるまで、厳しいですが取り組みを加速していこうという趣旨だと思います。 そうしたなかで、今回伺いますけども、国、地方自治体もまた企業の従業員の301人以上の民間事業は、来年の4月1日を目指しまして、事業主行動計画を急いでつくることになります。これは法律によりガイドラインが定められますが、まずこの女性活躍推進法を進めるにあたり、概要と目的内容等についてお聞きしたいと思います。 ○議長(北川重信君) 黒越局長。 ◎地域振興局長(黒越頼雄君) 今、議員お述べになりましたように、女性活躍推進法、正式に言いますと女性の職業生活における活躍の推進に関する法律ということで、本年8月28日に可決成立しております。9月4日に公布されて一部を除いて施行されております。10年間の時限立法ということになっております。目的は、今、議員お述べになったとおりなんですけれども、国の成長戦略におきまして、我が国最大の潜在能力とされております女性の能力を最大限引き出すための法的枠組みということで、この法律が成立されたものでございます。 内容ですけれども、地方公共団体が特に重視しなければならないところで2点ございまして、1点目は、国がまず女性の職業生活における活躍の推進に関する基本方針を策定すると、これを昼休みに見ておりますと、きょう9月25日に閣議決定されたようです。これに基づきまして、地方公共団体、都道府県も市町村もですけれども、推進計画を策定する努力義務が課されております。2点目といたしましては、今、議員がおっしゃったとおりです。事業主の行動計画の策定ということになっております。国及び地方公共団体、常用雇用者が301人以上いらっしゃる民間事業主は、この推進のための行動計画を策定することとなっております。ちなみに300人以下の民間事業主については努力義務が課されているとそういうことでございます。 以上です。 ○議長(北川重信君) 中山武彦君。 ◆7番(中山武彦君) 香芝では男女共同参画の宣言都市を掲げて以来、いろんなプランづくり、また事業をされておりますけども、その成果等ございますでしょうか。 ○議長(北川重信君) 黒越局長。 ◎地域振興局長(黒越頼雄君) 香芝市の男女共同参画の取り組みですけれども、平成13年に、男女共同参画基本法に基づく総合計画となります、男女共同参画プランを策定したところでございます。平成19年9月に男女共同参画都市宣言を行いまして、内外に、香芝市が男女共同参画に取り組んだという姿勢をアピールさせていただいたところです。近年は、具体的な事業を積み重ねていくということで、男女共同参画の講演会の開催でありますとか、男性が育児でありますとか、家事、子育てに参加できるきっかけのためのセミナー、また女性のさまざまな課題を解決していくための女性法律相談、それに女性が再就職をするための支援セミナー、関係機関と連携したセミナーなどを開催しているところです。 以上です。 ○議長(北川重信君) 中山武彦君。 ◆7番(中山武彦君) 取り組みをいろいろとお聞かせいただきました。 しっかりと成果を出していくためにも、この女性活躍推進法の取り組みが非常に重要になってくると思います。 香芝においては、この例えば市域内の女性の活躍について推進計画の策定を、さっき言われましたね、香芝の市においても市域内の推進計画をつくるということなんですけど、男女共同参画プランと合わせて、その点どのようにつくられますでしょうか。 ○議長(北川重信君) 黒越局長。 ◎地域振興局長(黒越頼雄君) 先ほども申し上げましたとおり、まず国のほうが基本方針を策定ということで閣議決定されてます。まずその内容を把握したうえで、これからの市の推進計画の策定について取り組む方向性を考えてまいりたいというふうに思っております。 先ほど申し上げました男女共同参画プランのほうを平成13年度に策定いたしまして、平成22年までの計画ということで、その後の計画が未策定となっておりますので、この2つの計画を一体的に策定してもよいというのが国のほうでも言われておりますので、まず、国、県の情報を把握しながら、新たな計画の策定につけての道筋を検討としてまいりたいというふうに考えております。 以上です。 ○議長(北川重信君) 中山武彦君。 ◆7番(中山武彦君) 早急に策定していただきたいと思います。 香芝では300人以下の事業主が大半だと、このように思いますけども、女性採用比率などの把握等目標設定をしていく計画づくりについては努力義務というふうに申し上げました。これを広く広めるためにどのように進めていくのか、その辺方策はありますでしょうか。 ○議長(北川重信君) 黒越局長。 ◎地域振興局長(黒越頼雄君) おっしゃってるとおり、300人以下の企業がほとんどだというふうに思います。努力義務ということになってまいりますけれども、法の趣旨を踏まえると、策定していただくほうがいいんだろうなというふうに考えております。まずは、周知啓発ということでの企業への啓発、商工会とも連携した啓発活動を行ってまいりたいというふうに考えております。そのなかで、香芝市を問わず先進的にこの計画をつくっていく企業、計画ができてくるんだろうと思います。そういうな先進事例を紹介していくなかで、市内の企業にもこういうふうな計画をつくっていくんだという機運を醸成していくことができればというふうに考えております。 以上です。 ○議長(北川重信君) 中山武彦君。 ◆7番(中山武彦君) 女性ということで、女性の起業者、起こす起業ですね、または女性の管理職の方、こういった方の交流会、また女性管理職サミットみたいな形のものをつくって、意見交流を進めていくということも一つのアイデアかなと思うんですが、そうした取り組みについてはどうでしょうね。 ○議長(北川重信君) 黒越局長。 ◎地域振興局長(黒越頼雄君) 女性活躍を推進するということで、産業界のみならず、市民活動をされてる方、文化活動をされてる方、また地域活動をされてる方、いろんな方が集まっていただいて、女性の悩みや課題、また女性活躍のための方策を検討していただく機会ということで捉えさせていただいていいのかなというふうに考えておりますけれども、まずは市内でそういうふうな活動をされてる方、活躍されてる女性の方の把握に努める必要があるのかなというふうに考えております。 そのなかで、皆様方のご賛同を得て、実現するという方向になればいいかなというふうに考えておりますので、まずは女性の活躍されている方の把握から始めてみたいなというふうに思います。 以上です。 ○議長(北川重信君) 中山武彦君。 ◆7番(中山武彦君) 早くから始めて、事業、女性の男女共同参画プランの事業っていうのは、なかなか講演等が多いので、そういったことも、ちょっと交流して生の声を聞くということで進めていただきたいと思います。 香芝市も事業主として率先して事業主行動計画、先ほど森村部長のほうからも事業計画の一つとしてあげられてますが、この点について、香芝ではどのように策定し、公表し、進捗管理するのか、その点、どうでしょう。 ○議長(北川重信君) 森村部長。 ◎企画部長(森村光延君) それでは、私のほうからは法令上第15条で規定がございます策定義務が課せられました特定事業主行動計画についてお話し申し上げたいと思います。 この、特定事業主行動計画につきましては、事業主、香芝市でいいますと市長でございますが、雇用主の立場として女性職員の活躍のために策定する計画でございます。先ほど局長のほうが申し上げましたとおり、成立自体が8月28日でございます。まだ詳細な公文書というのは手元に届いてないわけでございますが、現状で把握しておりますのが、状況を把握するものとして、女性の採用比率であるとか、勤続年数、男女差、こういったものを踏まえて定量的な目標や取り組み内容などを計画の内容とする計画を策定するということでございます。 重ねて申し上げるようでございますが、法案の成立からまだ時間がたっておりません。内部の合意等もできておりませんので、ただ、義務づけられた計画策定ということでございますので、年度末までに適時作成していきたいと、現状ではそういうことでございます。 ○議長(北川重信君) 中山武彦君。 ◆7番(中山武彦君) じゃあ、今の現状ということだけは確認できると思うんですけども、女性採用比率、また勤続年数の男女差等、この男女の差というものを比率的な数値等、管理職の比率等その点は把握されてますでしょうか。そのあたり、資料がなければないでいいですけど。 ○議長(北川重信君) 森村部長。
    ◎企画部長(森村光延君) それでは、簡単な男女の比率というふうな部分で、香芝市が現在どのような状況にあるかというふうなところをお話し申し上げたいと思います。 古くには、昭和47年に、雇用の分野における男女の均等な機会及び待遇の確保等に関する法律でございます。これが施行されたわけでございます。これが俗に言います男女雇用機会均等法でございます。採用する立場の者はこういったものを踏まえてずっと行動しておるわけでございますが、現状、職員の構成というところでお話し申し上げますと、今回通告いただきましたので、5歳刻みの職員の構成比というのを作成してまいりました。それを見ますと、今や全体を見ますと、男性の構成比が49.2%に対し女性が50.8%でございます。これは俗に言います一般職というところで区分したわけでございますが、年齢でいいますと35歳から39歳の、この谷間でだけ女性よりも男性が多くなる、後は55歳から59歳、再任用の職員も入ってございますので60歳から64歳、この3階層でのみ男性が多くなるだけでございまして、男女の比率という意味ではほぼ均衡状態にあると、そういうふうに考えられるものでございます。 管理職についてでございますが、こちらにつきましては3年間の比率を順次申し上げたいと思います。平成25年4月1日現在、こちら集計しやすいように7989という課長級以上の管理職のみということで、国の求めます基準としましては、課長補佐とかも入れるようにということでございますが、ちょっとわかりやすくするために7989ということで、その者だけを抽出いたしました。25年4月1日現在で25%でございます。26年4月1日現在で24.7%、若干下がってございます。ことしの27年4月1日現在、こちらでは27.8%でございます。平成21年当時が20.3%であったことから考えますと、着実にこのような法案等を受けまして、女性の構成比、それから管理職への登用、所定の効果を上げておると、そのように考えておる次第でございます。 ○議長(北川重信君) 中山武彦君。 ◆7番(中山武彦君) そういった状況でございますけど、35歳から39歳については、やはりM字カーブで香芝の場合においてもこれは女性職員が少ないと。これは退職もされてるんで、要は少ないという理解ですよね。 ちょっとそのあたり答えてくれます。 ○議長(北川重信君) 森村部長。 ◎企画部長(森村光延君) この男性が多いという階層につきましては、ちょうど雇用してなかったときがしばらくあるわけでございます。採用を毎年やっておるというのはこの七、八年の話でございまして、それ以前には二、三年というところで、それぐらいの間隔で採用しておったわけでございます。そのときの谷間となる職員でございます。 現在、人事課では、そういったところも埋めるべく対策として、経験者枠での採用等を繰り返しやってございますので、しかるべき効果がそのうち上がってくるものと考えておる次第でございます。 ○議長(北川重信君) 中山武彦君。 ◆7番(中山武彦君) 長くなって申しわけないですけど、雇用の谷間ということであれば、今日本と韓国がM字カーブで、労働年齢階層別に見れば30歳から39歳は労働力率が低いというのには該当しないと、香芝の場合はというような理解でいいんですよね。わかりました。 そういったことで事業主計画をつくっていただくんですけど、もう一点、女性の雇用については50%。割と均等化されてるというふうに伺いましたけども、この今女性活躍推進法でも、今後必要なというところが妊娠、出産期を通じた短時間勤務と、また在宅勤務の導入ということと合わせて、マタニティハラスメントということが、これを防止しなければいけないということが大きな課題になってます。香芝においてはマタニティハラスメント、出産、妊娠ということで、仕事を、勤務しづらい状況に追い込んでしまうというようなことが企業では起こっているそうですけども、このあたりの対策、相談体制は十分にあるというふうに考えていいんでしょうか。 ○議長(北川重信君) 森村部長。 ◎企画部長(森村光延君) ご質問の件でございますが、マタニティハラスメントっていうのを私どもが捉えておりますのは、その妊娠、出産っていうことを捉えて嫌がらせをするとか、そういうことでございます。基本的にそういうことはございませんし、それをもとに職を追う、その場に職を続けられないような状態に追い込むような風潮がある職場ではございませんということでございます。 ○議長(北川重信君) 中山武彦君。 ◆7番(中山武彦君) それは習慣で言っていらっしゃるのか、経験で言っていらっしゃるのかわかりませんが、そういった相談体制がないといけないと思うんですけど、そのあたりの観点の話はどうでしょうか。そういう職場ではないとかという話じゃなくて、そういう相談体制がありますとか、対応をとってるとかという話についてはありますか。 ○議長(北川重信君) 森村部長。 ◎企画部長(森村光延君) ハラスメント行為全般におきましては、分限・懲戒の指針のなかにもハラスメントということで人事課のほうに届け出れば処分対象になるわけでございます。そういう次元で、問い合わせとか通告、それから俗に言います公益通報等は現状ではございません。 前提としてございますのが、一般事業体でのマタニティハラスメントっていうのは、公務の場では、私ども身分保障がございまして、一方的に退職に追い込まれるということはないわけでございます。そういうふうに、一般の事業者さんとは立場が違うというところがございます。万が一そういうことが起こりましても、通報等によりまして私どもが適正な処分をさせていただくと、そういう体制にあるということでございます。 ○議長(北川重信君) 中山武彦君。 ◆7番(中山武彦君) 公務員ですから、不服申し立て等、権利がしっかりと救済措置があるというふうなのわかってるんですが、民間企業等のいろんな状況を見ますとM字カーブが厳然とあるわけですから、これはしっかりと目配りをしていただく必要がありますので、その点は香芝においてもいろんな課題が毎日のように起こってますので、しっかり襟を正していかなあかんと、そのように思いますんで、しっかり対応していただきたいと思います。 それで、市長にこの女性の活躍ということできのうも答弁ございましたけども、女性の活躍推進というなかで、今言った男女共同参画プランもつくらなきゃいけないし、また事業主計画も一事業所としてつくらなきゃいけないと、また市域の事業主さんに啓発もしていかなあかんということで、非常に女性の活躍推進というのは非常に大事なことだと思いますんですが、子育て支援も含めて、しっかり取り組んでいただきたいと思うんですけど、その点について思いをお聞かせ願えますか。 ○議長(北川重信君) 吉田市長。 ◎市長(吉田弘明君) 女性の活躍ということでございますが、私のキャリアをご存じだと思いますが、昭和58年に社会に出たんですけども、その時点で、既に女性の管理職、課長、部長がいましたので、私の前でも当たり前のことでした。2社目も女性の部長がいましたし、ユニバーサルスタジオに至っては外国人の女性がごろごろいましたので、女性というよりも、私のなかではダイバーシティという言葉は皆さんご存じだと思いますけど、これは多様性ということなんで、性別だけじゃなく、宗教、髪の色、目の色、すべてが違うと、これを認め合おうということですので、何ら不思議じゃないと。 あえてこの男女ということで言わせていただくと、もう既に香芝の人口は女性のほうが多いわけですから、当然のように女性の意見を聞かないといけないと、震災等も私は経験いたしまして、実際、男の思いでいろいろ活動したんですけども、実際、女性がいらっしゃると。我々のほうが支給して持っていったものと女性が要求されるものとは大きなギャップがあったということで、こういう防災計画の委員にも女性に入っていただいてますし、管理職についてももちろん管理職の登用も積極的にしてきましたし、採用の話はきょうは朝ございましたけれども、面接についても、女性の目線というのを大事にしてきておりますので、もちろんこれをしていかなければいけないと思ってます。それで、小・中で、男女一緒にいるわけですけども、そのときには決して女性のほうが何か制約されているわけじゃないのに、社会に出ればなぜか女性がいろんな制約を受けてきたのが現実であって、ですから我々が責任持ってやっていかなきゃいけないと思ってます。 ですから、ルールをつくって育休もとりやすくするとか、いろんな企業さんにも、今後、地域振興のなかで、そういう仕組みを少しでも取り入れていただけるような、こういったお願いもしていこうと思ってます。さらには、女性の意識そのものも変わらないといけませんので、最終的にはその本人ですから、いろいろルールをつくって枠組みもつくりますが、最終的にゴールを決めるのは女性本人ではないかと思ってます。そういう意味では、総合的に女性も男性も生き生きと協働で活躍できる、そんな場を、今後とも普通につくっていきたい、このように思います。 以上です。 ○議長(北川重信君) 中山武彦君。 ◆7番(中山武彦君) 市長の経験等、よくわかりますが、民間の一般的にはそうかもしれません。ダイバーシティもそうかもしれませんが、現実にこの議場にいてる女性は非常に少ないと。男性は圧倒的に多いと。社会の女性の地位を占める割合も女性が少ないというのが現状ですので、しっかりと女性の意識というのじゃなくて社会が変わらなきゃいけないと、このように思いますので、例えばキャリア形成の平等とか、入ってからもいろんな妊娠、出産等もございますので、子育て支援、さまざまな形で協力、加速的な前進をお願いしたいと思います。 続いて、時間ありませんが、最後にちょっと伺っていきます。 子供、若者ということなんですけど、非常に希望を失っているような今の現状にあるということなんですけども、そういったなかで中学生議会がございまして、こういった子供、若者に意見を聞くのが非常に重要だと思うんですけども、総合戦略のなかでもこの中学生等とは言いませんけども、子供、若者の意見をしっかりと反映していく機会が必要と思うんですが、その点、総合戦略そのところに反映する方策というものを考えていただけないでしょうか。 ○議長(北川重信君) 森村部長。 ◎企画部長(森村光延君) 総合戦略のなかにおけます、お子様、若者たちの意見の酌み取りといいますか、そういうことでご質問いただいたものと思います。 これもきょう午前中の中井議員のご質問のなかでお答えした部分もございますが、例えばアンケートをやりますよと、このアンケートにつきましては、中身について無作為抽出なんでございますが、対象の年齢が16歳以上ということで設定させております。比較的若者というところが一部入るのかなというところでございます。あと、都市経営市民会議でありますとか、俗に言いますパブリックコメントですとか、そういうものもいただくわけでございますが、なかなか若者と限定されますと、参加していただく機会も少なくなろうかなとは思うわけでございます。 ただし、逆にその若者にどんだけ将来の子育てであるとか、就労であるとか、定着であるとか、そういったところをどのように考えてますかという部分を聞くというのが、そういうビジョンをお持ちかどうかというところもよく考えて行わないといけないと思いますので、いずれにいたしましても、この今回の計画の策定にあたりましては、いろんな方法で多様な人の意見を聞くということにトライしてまいりたいと思いますので、それについては詳細が決まり次第、またご報告申し上げたいと思いますが、ご意向の部分につきましては、できるだけ組み入 P.236 れられるように努力してまいりたいと考えておる次第でございます。 ○議長(北川重信君) 中山武彦君。 ◆7番(中山武彦君) やはり背景として、いじめ、不登校、子供の貧困等、大変に生きづらいということがあるわけです。特に希望ということを言いますと、非常に日本の若い人は他の国に比べて半数ほどの希望というような数値に下がっているということで、将来の夢が本当にない人が多いということが現状で、子ども・若者白書等に載ってますので、しっかりサーチライトを当てて、しっかりとやっていただかないけないと思いますので、よろしくお願いいたします。 ちょっと時間ないですが、市民のまちづくり提案事業というのを今やってますけど、これをもっと夢をかなえるという観点で、若者にも広げていく、そういったスタイルに今変えていく必要があると思うんですけど、その点どうでしょうか。子供の夢をつくるという形の提案、女性というものの制度について、導入できないでしょうか。 ○議長(北川重信君) 黒越局長。 ◎地域振興局長(黒越頼雄君) 今議員お述べになりましたまちづくり提案活動支援事業につきましては、基本的に市民活動団体が行う公益的な事業を推進して、市民協働のまちづくりを推進するという目的がございます。活動拠点または事務所が市内にあって、構成員の過半数が市内に在住、在勤、在学をしていること、市内で実施される公益的な事業、市民を主たる対象とする事業ということの制約がございます。若者が自分たちの夢をかなえるための事業ということでは現在のところは当てはまらないということになってまいります。 以上です。 ○議長(北川重信君) 中山議員、時間が来ましたんで。一応、質疑をあと4秒でしゃべれますか。はい、4秒でお願いします。 ◆7番(中山武彦君) 愛知県小牧市等やっている部分もありますので、ひとつよろしくお願い申し上げます。 ○議長(北川重信君) 中山議員、済いません、時間来ましたんで。 以上で、7番中山武彦君の一般質問を終わります。 暫時休憩します。              午後3時30分 休憩              午後3時31分 再開 ○議長(北川重信君) 休憩を閉じ再開いたします。 本日の日程は、これで終了いたしました。 この後、建設水道委員会が開催されますので、関係者の方は委員会室へお集まりください。 なお、30日は本会議となっておりますので、議員各位には慎重審議をよろしくお願いします。 本日は、これにて散会いたします。                                 閉議 午後3時32分...